なわとびコラム

にゃんこスターの「とんでるように見える」縄跳び技はなに?

こんにちは!

縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

キングオブコント2017でなわとび業界が少しだけザワツイております。なわとびを使ったネタをした「にゃんこスター」さんが準優勝して、あの演技を真似する人も続出しました。

ところでアンゴラ村長さんのやってる「飛んでいるように見える跳び方」がが気になってる人も多いハズ。ここではあの技を正体をお教えします。

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アンゴラ村長さんの技は「かえしとび」

飛んでいるように見えるあの技の正体は「かえしとび」という技です。

アンゴラ村長さんが習っていたリズムなわとびでは「かえし」として演技中でよく使うんですよね。ロープを身体の側面を通しながら回すだけで、実際には一度も足の下を通過していません。

飛んでいるように見える、理由

アンゴラ村長さんの返しとびは体の横を通過させているだけでなく、ジャンプのリズムに合わせて回しています。だから足の下を通過していないのに、飛んでるように見えるんです。

また返し跳びをしながら他の「振り」や「足の動き」を巧みに入れているので、飛んでるように錯覚してしまいます。

ちなみにアンゴラ村長さんのリズムでロープを回すのは上級者でも難しいんですよ。

的確に身体の横を通過させるかつ、リズムをずらさずに回し続けています。それでいて体の軸がブレない。これだけの技術を身につけるには相当の練習が必要です。

「かえしとび」をとぶこともできる

実はかえしとびを跳ぶこともできるんです。それが「前後交差(EB)」という技。

一部の小学校ではなわとび検定にも入っている技で、おなじく難易度が高い技です。

このような形でなわとびが注目されるのは嬉しいことです。
いつか「にゃんこスター」さんとご一緒できたら面白いですね。