縄跳びがとべない子供に贈る、前とびが跳べるようになる6つのステップ

「縄跳び」が自然法則に反した運動であることをご存じですか?

こんにちは、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

人間はジャンプをする時に、無意識に腕を振り上げて勢いをつけます。垂直跳びや幅跳びもそうですよね。でも縄跳びだけはジャンプをするとき、縄を回すために腕を振り下ろす運動なんです。

これは子どもや未就学児にとっては大きな意味があります。

子どもは自然な動きをしようとするのに、縄跳びは運動自体が不自然。思った通りに動いても上手には縄を跳べない。

こうして子供たちの身体と頭は混乱してしまいます。

そう、実は初めのての子どもに前とびを教えるのが一番難しいんですよ。

  • 一般的に練習する年齢が低く、言語理解力が追い付かない
  • 大人もなぜできないかが理解できない
  • 単調な練習に集中力が続かない

でも安心してください。どんな子供でも縄跳びは跳べるようになります。

この練習法はお家の方に読んでもらい、お子さんに届けて貰うために書きました。なぜなら子供達が一番上達するのは、周囲の大人に褒められたときだからです。

お子さんと一緒に、焦らず1つずつ練習のしてくださいね。

この記事を書いた指導歴15年の縄のまっちゃん作、
順番に課題に取り組むことで自然と上達を促す「なわとびカード」です。

本当になわとびが上達する!「縄のまっちゃん式なわとびカード(初級編)」

前とびに適した縄跳びを選ぶ

まずは前とびに適した縄跳びを選びます。間違った道具を使うと、上達を妨げてしまうので注意しましょう。

縄のまっちゃんがオススメしたいのが「ビーズロープ」です。でも、あまり聞き慣れない名前ですよね。ビーズロープとは写真のような数珠つなぎでビーズが通してある縄跳びのことです。

はじめて前とびを練習する子どもは回す感覚をつけるのが大切。ある程度の重さがあり、空気抵抗の大きい縄跳びを使うと、感覚が掴みやすくなるんです。

しかもビーズが地面にぶつかる音でリズムが掴みやすく、カラフルで子どもも楽しんで練習ができますよ!

ただしビーズロープはまだ販売数が少なく在庫も不安定。どうしても手に入らない場合は下のようなヒモ製の縄跳びも似た効果があります。

ヒモ性は幼稚園や保育園でも広く使われていますよね。でも二重跳びや交差とびなどは跳びにくいので、上達したら縄跳びを交換しましょう。

前とびの練習ステップ

では順番に前とびの練習を始めましょう。お子さんは大人に見てもらえると上達が早まりますので、ぜひお家の方が一緒に練習してくださいね。

両足ジャンプ

最初は縄を持たずにジャンプの練習をします。3歳~4歳の子どもだと、両足ジャンプが上手にできない子も多いんですよ。大人がお手本を見せたり、両手を持って一緒にジャンプをしてあげるとスグに理解できます。

空中で手を叩く

両足ジャンプができるようになったら、次はジャンプをしながら手を叩く練習をしましょう。

腕の振り上げを使わずにジャンプをするのは、不自然な動きへの第一歩。手を叩く・両ヒザを叩く・オシリを叩く・などを
取り入れると子どもも楽しんで練習できますよ!

障害物を飛び越える

走り幅跳びのように、ロープや箱を飛び越えてみます。モノに合わせてジャンプをするのは、向かってくる縄跳びを飛び越す感覚を養います。

慣れてきたらボールや棒など動く障害物を飛び越えてみます。遊んでいるうちにドンドン上達してきますよ!

縄跳びを持って遊ぶ

ジャンプが上手になったら、いよいよ縄跳びを持ちます。ただし強制は禁物。まずは子どものタイミングで好きなように遊ばせてあげてください。

片手で回してもいい、
跳ぶマネをしてもいい、

すべてが前とびの練習に繋がっていきます。

前に進みながら跳ぶ

縄跳びを肩に担ぐように構えて、前に歩く or 走るようにして跳びます。まだまだ遊びの延長なので、無理にやらせないでくださいね。

縄跳びを回しながら走り回れるようになったら、前とびまでもう少しですよ!

ピョンピョン前とびに挑戦!

練習ステップもいよいよ最後。ゆっくりの前とび「ピョンピョン前とび」に挑戦します。前に進みながら跳べるようになったら、少しずつ移動距離を短くします。

ロープを回す → 跳ぶ のそれぞれのタイミングでジャンプをするので、1回とぶのに2回ジャンプをします。子どもには、

まずはロープを回すよ!
次に跳ぶよ!

の2つのアドバイスをかけてあげてください。

ピョンピョン前とびは連続で跳べるようになった証拠。思いっきり褒めて、回数を数えてあげましょう。回数が増えていけば子どものヤル気も上がっていきます。

おまけ:1回ジャンプの前とびにするには?

よく、ピョンピョン前とびじゃなく1回ジャンプの前とびはどうすればいいですか?と聞かれます。

たしかに上手な人は1回ジャンプでやりますが、焦りは禁物。ピョンピョン前とびはいわば補助輪をつけた自転車と同じ状態なのです。

まずはピョンピョン前とびをたくさん跳びましょう。回数を数えてあげましょう。回数を重ねれば自然と補助輪が取れて、1回ジャンプの前とびができるようになります。むしろ焦らせて転んでしまったら、せっかくのヤル気がガタ落ち。

もどかしい事もあるかと思いますが、焦らずに見守ってあげてください。

前とび上達のコツとワンポイント

子どもは集中力が続きません。子どもだから仕方ないですよね。ここでは上達を助けるコツや集中力を持続させるワンポイントを紹介します。

縄跳びにおもりを付ける

ロープを回す感覚をつけるために、縄跳びにおもりを付けてみましょう。写真のようにトイレットペーパーの芯を通すだけで簡単に作れます。

遠心力で中央におもりが勝手に移動してくれる

ビーズロープは重さがあるので良いのですが、ヒモ製やビニール製の縄跳びは軽すぎるんです。またどこでジャンプをするかの目標物ができるので跳びやすい。

音も出て子どもが楽しめるのでオススメですよ!

大人と一緒に手つなぎジャンプ

リ両足ジャンプが安定しないときは、大人と一緒に手を繋いでジャンプをしてみましょう。年上の兄弟がいる場合は、お兄ちゃんお姉ちゃんでも良いですね。

体が触れ合った状態だとジャンプのリズムを掴みやすくなります。

またジャンプと腕を切り離す効果もあるので、子どもが前とびの練習に飽きてきたら一緒に動いてみてくださいね。

長縄に挑戦してみる

実は前とびよりも長縄のほうが簡単なんですよ。モノに長めのヒモを括り付ければ大人1人でもできます。

移動してくる縄跳びに注意して、タイミングを見てジャンプをする。この一連の動きは前とびと同じなんです。

練習の息抜きとして兄弟や家族、友達どうして一緒にやってみてください。

二人とびをしてみる

1本の縄跳びで一緒に跳ぶ「二人とび」をしてみましょう。大人が回してあげればリズムも掴めて、上達を手助けできます。

このとき、回す人の体の一部に触りながらやってみてください。不思議と体が触れ合ってるだけでお互いのリズムが伝わるんですよ。もしくは洋服の裾を掴ませてあげても良いですね。

前とび練習でとても大切なヤル気を維持させるには、誰かと一緒にするのが一番なんです。

まとめと参考図書

前とびを練習するとき、大人と一緒に練習するのが一番の上達のコツです。

1人で黙々と練習を続けるなんて大人だって大変ですから。成功を一緒に喜んで、失敗を一緒に悔しがる。少しずつ上達するのを子供と一緒に楽しんでみてください。

あなたが笑顔になる瞬間こそ、子どもが最高の笑顔を見せる瞬間ですから。

【参考図書】

この記事を書いた指導歴15年の縄のまっちゃんが全力を込めて作ったなわとびカード。前とびが跳べない子どもでも、1つずつ課題に取り組めば自然と上達するよう工夫した「本当に上達するなわとびカード」です。

著者の太田先生は、太田式スモールステップを考案された「なわとび研究」の第一人者です。
ここで挙げている指導法にも太田先生が考案されたものがいくつもあります。

根本先生はTOSSという小学校教員の授業研究会で、様々な縄跳び授業の提案をされている方です。縄の握り方や子供への動機づけなど、多岐にわたる研究は一見の価値あり。

この記事を書いた「縄のまっちゃん」があなたのイベントや学校に伺います!

シルク・ドゥ・ソレイユで磨いた子ども大興奮の縄跳びパフォーマンスと、指導歴15年の実績に裏打ちされた驚くほど上達するなわとび教室を開催します。

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