ダブルダッチを学校体育で広めるのに必要だと思うこと

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Jump rope

2011年の学習指導要領の改定で、現代的なリズムのダンスが必修になったのは記憶に新しい。

これはダブルダッチにとって追い風だと思う。ダブルダッチは縄跳びであると同時に、現代的なリズムのダンスの要素を含んでるから。ついこの前は国体にも取り上げられたし、注目度は確実に高まってる。

<参考記事>
武道・ダンス必修化:文部科学省

でも…、
ダブルダッチが学校現場に広めるのに、実は大きな課題があると思うんだよね。

- ダブルダッチは縄回しが難しい

ダブルダッチの難しさ。それは何と言っても縄回し!!もうダブルダッチャーには常識のはず。縄回しが上手ければ、誰でも跳ばせられる。

でもやっぱり、縄回しって一朝一夕で習得できるワケはなくて…

ダブルダッチサークルの新人さん達が集まるキャンプに参加した時も、鬼のように3日間ずーっと縄回しばっかりだった。懐かしのフレッシュマンキャンプ。

一日中練習して、アドバイスをたーーくさん貰って、それでも不十分。だから3回も参加した。

本気で練習する学生さんでも大変なのに、日々の仕事に追われてる学校の先生に、そんな時間あるだろうか?特に小学校となれば、体育だけに時間を割いてばかりはいられない。

だからダブルダッチを学校現場に普及させるためには、

簡単に縄回しができる、もしくは短期間の練習で習得できるシステムが必要だと思う。

- ダブルダッチを体験会だけで終わらせないために

イベント的に講習会を開いて、デモをやって子どもを跳ばせる。

これでもその日一日は良いかもしれない。でも継続するには誰かが縄を回せなきゃダメ。子どもは跳びたいし、大人もやらせたい。現実に縄は回らない…。

だからこそ、重要なのは先生たちに縄を回せるようになってもらうこと。「スライド」とか「シャー」とかは別に必要ない。ダブルダッチとして最低限の縄が回る程度でいい。

縄が回っていれば興味を持つ子も増える。跳ぶ子が増えて、回す子が増えて、これなら体育でも扱えるね!って先生たちが思ってくれれば、学校体育にダブルダッチがもっと広がる!!

- 学校で広めるのに必要なことは?

じゃ、どうやって縄を回せるようになってもらうか?たとえばビーズロープとか、ながーーい縄なんてどう??

ダブルダッチ専用ロープといえば、こんな感じだよね。

なんで細くて回しにくいロープなんだろう?ビーズロープとかだともっと回しやすいのに。

Double Dutch

アメリカを始め、海外ではビーズロープが一般的。それかもっと長くて、太い縄にしたらどうだろう?ダブルスで4.2mだから思い切って6mぐらいの、ながーーい縄。

縄は重い方が回しやすい。軽くて細ければ空気抵抗が少ないから早く回せるけど、反面扱いが難しい。

学校体育にダブルダッチを入れるのを考えるんであれば、あえて回すのが難しい縄を使う必要ないと思う。

★★

ただフォローしておくと、日本のダブルダッチがここまで世界最強になった理由は、ダブルダッチロープ=「紐」で回すのが難しかったからだと思う。

回すのが難しければ必然的に練習量も増える。結果として日本チームは海外に比べても圧倒的に縄回しが上手になった。そして縄が上手ければ演技の幅が広がる。

んで、世界でも類を見ないエンターテイメント性抜群のダブルダッチの誕生に一役買った。

たしかに世界に誇る日本式ダブルダッチは素晴らしい。ただトップはトップのやり方で、学校体育は学校体育にあったやり方を。

学校の体育で取り上げられるってのは想像以上にすごいこと。日本中の生徒が一斉にやるのだから影響力も半端ない。誰もが2重とびを知っているのも学校体育があってのおかげ。

ダブルダッチにとって「ダンス必修化」は強力な追い風。いい風に乗れるかどうかは、今にかかってると思う。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。