本当の意味で夢を諦められるのは、やり切った!!と自信を持てる人だけ。

アクロバットの練習を再開した。

去年の膝の怪我から半年ぐらい時間が空いちゃったけど、
目指せ、カッコいい「バク転」ってね。

けど実は、アクロバット練習には自分にとって別の理由があって、
それはもはや苦肉の策なのかもしれない。

バク転しとくか( •̀ .̫ •́ )✧

- 怪我は治った。

去年の5月に手術した右膝半月板、お陰様でいい感じ。
縄跳びの演技には支障ないし痛みや違和感もない。
まだ半年しかたってないなんて、本当にウソみたいだ。

怪我をしてアクロバットの練習を中断した時、自分の中で
いつから再開するか?ってのをずーっと考えていた。
やっぱ縄跳びをするのが仕事だし、本業に支障が出ちゃダメからさ。

んで去年の12月あたまに「身体」の不安感が無くなって、
中旬から年末にかけて、気持ちの整理もできた。

アクロバットは気持ちの方が重要だからね。
怪我するのは殆どの場合はビビってる時。

最初は簡単な技から再開して、徐々にバク転、宙返りと感覚を戻す。
一発目の宙返りはスゲー怖かったなぁ。。。

- なぜ、ここまでアクロバット練習にこだわるのか

数日前の記事にも、アクロバットは縄跳びの演技には入れられないって書いたばかり。

シルクドソレイユが競技力だけでアーティストを選ばない理由 – なわとび1本で何でもできるのだ

危険性の関係でディレクターからNGが出ている。

じゃ何のために練習するか。それは、
レコンになりたいからだ

https://i2.wp.com/static01.cirquedusoleil.com/en/~/media/shows/la_nouba/images/content/characters/nuts.jpg?w=728&ssl=1

このブログでは何回も登場してるレコン。
彼らは愉快でおバカな4人組。
ラヌーバの中で中心的な役割をしているキャラクター。

でもは最後のパワートラックで本領を発揮するっていうね。

- 「レコン」になるための条件

レコンになりたいと書いたけど、正確にはバックアップとして。
キャラクターには必ずバックアップが居て、レコンにも3人のバックアップがいる。

ショーの中心的な役割は負担が大きいから、定期的にローテーションをしているのだ
あとは怪我とか病気の場合の代役もね。

じゃ「レコン」のバックアップになるには何が必要か。
あくまで自分の意見だけど、

1.House Trompであること
2.アクロバットができること
3.キャラクターの素質があること

こんな感じかな。

まずHouse Trompってのは「大人数アクト」のアーティストって意味。
ラヌーバで言えば「ティシュー」「フライングトラピス」「パワートラック」の3つ。
じゃ、なぜHouse Trompなのかといえば、演技の柔軟性が高いからだ。

仮に縄跳びのアーティストが1人休んでしまえば、確実にソロの演技になる。選択肢はない。
けどパワートラックの場合、
上手に入れ替えて配置を組み替えれば、1-2人ぐらい減っていても何とか回せる。
同じことは「ティシュー」「フライングトラピス」にも言える。

次にアクロバットができること。
これは言わずもがな、バックアップである以上は同じ資質が求められる。
中でもアクロバットができるかどうかは重要な判断基準だ。

過去にオーディションを受けた時にも、
「タンブリング、もしくは人を上に乗せる技は出来るか?」
と聞かれた。

キャラクターの種類によってはアクロバットが出来なくてもOKだが、
レコンは最後に本領を発揮するのが面白いため、必須とのこと。

最後はもちろん、キャラクターの資質。
これはキャラクターによって違うんだけど、
レコンの場合は「クラウン」の資質が必要

この理由もあってクラウンのオーディションにチャレンジした。

シルクドソレイユオーディションへの道のり【0章】 決めた!9月にオーディションを受ける – なわとび1本で何でもできるのだ

あとは「コレオグラファーショーケース」とか「キャバレー」とかね。

http://shoichikasuo.hatenablog.com/entry/Choreographers-Showcase-2013
Cheryl Ann & Shoichi in La Nouba Cabaret No.3 – YouTube

ここに関しては頑張ってきたと思いたい。

- 悪あがき、もしくはこじ付け。

条件を見ると、
自分は不利なのが痛いほどわかる

先に挙げた条件は、上に行くほど重視される。
House Tromp >>>> アクロバット ≧ キャラクター
ってな具合。

なぜなら、あくまで「バックアップ」は「バックアップ」だから。
ホンチャンの入れ替えならキャラクターをもっと重視するかもしれないけど、
バックアップである以上は、ショーへの影響が最優先。

全体として、
ソロアーティストが1人居ないより、House Trompが1人少ない方が影響が少ない。
だからショーへの影響が大きいソロアーティストは、バックアップになるのが難しい。

けどね。
なんか釈然としないわけさ。

そりゃ、この場所に来れただけでも運が良かったと思う。
でも、入ってからも何かしらを求めて向上してたいワケさ。
それが環境が邪魔してやりたいことに挑戦できないって。

なんか悔しい。

だからバク転の練習を意地で復活させた。

優先順位1位の「House Trompであること」は自分の力じゃ動かすことはできない。
縄跳びのアーティストである以上は、おそらく今後もソロアーティストのままだ。
(※)死ぬ気でサーカスアクトを練習してHouse Trompとして違う契約を貰うってのは別ね。

ならせめて「キャラクター」「アクロバット」だけでも食らいつきたい。

まだ自力で出来ることがあるうちは、
悪あがきだろうが、コジツケだろうが、
粘りたい。

考えれば、かれこれ1年以上もアクロバット練習してる。

http://shoichikasuo.hatenablog.com/entry/20120420/1334848791
http://shoichikasuo.hatenablog.com/entry/20130214/1360796426

目標は「タンブリング」で、バク転~テンポ宙~1回捻り。
まだまだ目指すレベルには到底及ばないし、
結果的にこの努力は無駄になるかもしれない。

「キャラクター」「アクロバット」の2つが揃ってもなおダメだったら、、、
そん時は潔くあきらめようと思う。

でも、まだ出来ることがあるうちは諦めない。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。