想定外をチャンスに変える。シルクドソレイユのステージでソロを演じる経験の意味

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ごく稀に、しんどい状況って重なる。

今回も仕方ない事情で重なってしまった。

でもシンドイことが有ればあるほど、

何か突破できたような達成感があっていい。

怪我をして2週間、お陰様で膝の調子も良くて無事にShowに出演を続けている。

フィジオの見解も驚くほど順調、

半月板の損傷も随分軽度なんだねって。

ただ、こういう事態は正直想定していなかった。

nasaが最近変なメイクしてるなぁっと思っていたら、

どうやらアレルギー性の皮膚炎症でメイクができないらしい。

んでもってメイクができないこと=Showに出演できないって判断。

この状況でソロをするってのは、さすがに考えもしていなかった。

ディレクターも珍しく平謝り(笑)

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幸いにも先週の土曜日にソロのShort Ver.をリハーサルした。

今後、自分がいつアウトしてもおかしくないので、nasaへの負担を少しでも軽減するためのステージリハーサル。

結果的に自分が先にやることになっちゃったけど、

8×8の尺が削減されただけでも、すげー違う。

ソロってしんどい。

やってる技は大して変わらないのに、ステージに一人で立つってだけでエネルギーが消耗される。

普段なら飄々と跳びこなせる技でも、足元がふらつく。

でもその分、自由にできるのが良い。

前にウッチャンが監督した映画の番宣で番組で、

主演の二人を飛び込みでお笑いライブに出演させた話をしていた。

実際のステージを知るには本物を体験するのが一番って。

偶然なのかな?一緒にライブに出演してたバイキングの小峠さんが、

「笑い待ちをしたり、独特の間の取り方を知るのが難しい」

ってコメントしてた。

笑い待ちではないけど、

拍手待ちや反応待ちって意味ではサーカスのステージも同じ

実際にステージに立つと、お客さんがリアクションするまでの間がよくわかる。

早い時もあれば遅い時もあって、毎回違う。

Duoの場合はどうしても振付に沿って動いちゃうから自由に間を取れなくて、

もう少し待てば反応が返ってくるのに!
あとちょっとリズムを早めればコネクションが強くなるのに!

みたいなモドカシさがある。

ソロの場合は、自分のサジ加減でいくらでも間を動かせる。

だから拍手も取りやすいし、反応が返ってくるのを一層感じられる。

まぁ一人で1600人の拍手・歓声を受けるのって、

それはそれは快感!!

ステージを降りたら酸欠でぶっ倒れようが、

両足が筋肉痛になって歩きにくくなろうが、

多少、右ひざの痛みが再発しようが、

それでも、十分にソロってやりがいがある。

もちろんDuoのSkipping Ropesがベストだから早く戻ってきてほしいけど、

貴重な経験をさせてもらってる感謝。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。