半月板損傷手術で知った『アメリカ医療』のシステムが驚きの連続だった

怪我をしてから、早いことでもう1ヶ月。。。

痛みはゼロ、ふつーにShowに出演中。

それでもやっぱり手術は必要らしく、

着々と準備が進行している。

半月版の損傷は、スポーツではよくある怪我らしい。

ジャンプの着地とかで膝を捻る運動?ってのをすると、半月板っていう膝の中にあるクッションに負担が掛かって、千切れてしまうとか。サッカーとか接触スポーツでもそうだし、高い位置から着地する体操競技なんかでも結構見られるとか。

なわとびも高いジャンプで着地するから、半月板損傷をしやすいスポーツなんだとか。ってか4重とびを毎日やってたら、ただでさえ軟骨磨り減ってそうだけどww

しかも前十字靭帯(ACL)の断裂と合併症として損傷することも多いみたいで、右膝の前十字靭帯を2006年に完全断裂してるから、これも要因の一つだったのかもなぁ。ひょっとしてこのときには既に、MRIに映らないぐらい、ごく僅かに千切れてたとかね。

半月板損傷の面倒くさいところは実はここ。

その場では特に痛みが無くても、千切れている部分に負担が掛かるとより悪化しやすい。紙でもマッサラな状態より、僅かでも引っ掛かりがあると一気に破れちゃうような。今回の損傷はいくら軽度であっても、次に起こったときは100%悪化するって脅かされた。

アメリカの医療制度、すげー。(良くも悪くも)

ってことで、半月板損傷のため手術をすることになったんだけど、アメリカの医療制度ってのがすげーなぁって改めてビックリ。

まず最初の診察の段階ですごかった。Show中に怪我をしてコリャいかん!って直ぐに病院の予約を取って診察に。その場では判断が付かなかったから、MRIを撮影することになった。

んでもってMRIを取るのは、また別の医療機関。ここも別に予約を取る。しかも予約を取るのは自力。保険会社の提供してるリスト?からMRI撮影をしてくれる機関を探して、適当に予約。ちなみにその機関ってのは病院に併設されてる場合もあるけど、ただのボロアパートみたいな一角にあったりもする!!

翌日に予約が取れたから撮影に向かって、いざ撮影が終わった。するとその場で、

「はいこれね、お疲れ様。」

って感じで、MRIの画像が入ったCD-Rを渡される。普通に手渡し。

場合によっては撮影されたネガ?みたいなデカイ写真を渡されることもある。前回の左肩のMRIの時がそうだった。いずれにしても、全てが患者主体で物事が動いていく。診察をするのも、検査をするのも、医者の指示こそあるけど、患者が自力で行う印象が強い。

撮影したMRIを持って再び医者に行くための予約を取る。ここはもちろん、最初に行った医者と同じね。診察で医者があーだ、こーだ説明してくれて、結果として手術が必要だよ!って

話になる。すると別の部屋に通されて、変な器具の説明をされる。続けさまに身長と体重を聞かれ、出てきたのが「松葉杖」だ。すぐに状況は把握できなかったけど、整理してようやく納得。

この場で手術後に必要な機材を一式で貰って帰るってことらしい。

医者が手術必要だって判断したから、その場で次の段階で必要なものを手配してくれたのだと思う。ちなみに最初の変な器具は、手術後に痛みを軽減するための「アイスマシーン」と呼ばれる一品。氷と水を入れて、冷たい水を循環させながら患部を冷やして痛みを軽減させるものだという。

ん??

ってことは、痛みがあるうちに退院するんだね、とその時は理解する。

前十時靭帯の時も1週間ぐらいは管につながれて、麻酔を定期的に流して痛みを取っていた。2週間目に入ってもしばらく痛かったけど、今回は半月板だから別の手法なのかな。

ってね。。。

でも実際にはそういうことじゃなくて、手術後に入院はしないらしい!!

手術も20分程度で終わる簡単なものらしく、そのまま日帰りになるんだとか。しかも手術は病院ではなく、手術をするための施設(また別機関・・・)で行って、その施設には滞在できないんだとか。

とはいってもねぇ、いくら簡単だって言われてもメス入れてるわけだし、不安。。。

でもこのシステムはアメリカでは一般的なんだとか。必要以上に入院もさせないし、必要なければ手術でも日帰り。アーティストの友達も手術後に数日で退院するって聞いて、皆が通る試練なんだなと諦めるしかない。

では、なぜこんなスグに退院させるかといえば、理由は一つ。

医療費が世界一高いから。

今回の怪我は労災扱いで保険が降りるけど、保険会社もシビアに当たってくる。入院費用、ここまでは出すけど、こっから先は実費ね、みたいな。今回の手術みたいに簡単なものだと、入院費自体が降りないこともあるらしい。ここまでは面倒見るよ、ここから先は管轄外だよって線引きがしっかりしてる。怖いぐらいに。手術後に感染症とか、合併症が出たらどうするのかなぁ・・・なんて不安も。

ちなみに実費入院すると、1泊1000ドルとからしい。場所や設備によって違うだろうけど、日本じゃ考えられないほどの高額なのは間違いない。

アメリカの医療水準は世界トップクラスで、最先端技術も導入されているらしい。

手術をするにしても安心して任せられるのは、良いところ。先生も優しいしね。

手術までの道のりを辿ってると、最近話題になってるTPPの件がより実感として分かるような気がする。ともかく、日本とはシステムが全然違うよ!ってね。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。