シルクドソレイユオーディションへの道のり【最終章】 師匠の言葉が的を射すぎてる

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シルクのオーディションを受けるのは、今回で2回目。

 

不安だらけだったけど、
3ヶ月間トレーニングをしてきた!って少しだけ自信もあった。

 

緊張で前日の夜に寝付けなかったのなんて、
現役時代のなわとび大会以来じゃないかな。

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9日(日)、ラヌーバ内部オーディション(ワークショップ)の本番当日。

 

3ヶ月間のトレーニング、
早い段階で師匠のBaltoには無理だと言われ、

結果としてディレクターが頑張ってくれて、
内部オーディションとしてワークショップを受けることが出来た。

 

残念ながら、準備してきたソロ演技を披露する時間は無かったけどね・・・。
話が違うよーー。

 

オーディションでは、キャスティングの人が講師になって、色んなお題を出してくる。
それを、ソロだったりグループだったりでチャレンジしていく。

ちなみに講師はこの人!!

 

ほぼ日刊イトイ新聞
-サーカスで働きませんか?-スカウトへの取材
http://www.1101.com/cirque_de_soleil/scout/index.html

ここで取材・紹介されている「イーヴさん」その人が、
直々にオーディションの講師をしてくれた。

この記事も見てたし、
YouTubeで何回も見てた。

モントリオールの本部でトレーニング中にも、
偶然に廊下ですれ違って、めっちゃテンション上がった!!

こうしてイーヴさん講師のオーディションを受けられる日が来るなんて、夢のよう。

・・・。

・・・・。

オーディションを終えて、率直な手応えは「まずまず」。
自己採点で65点って感じかな。

今までで一番自分を出せたと思う。

でもね、まだまだ。
悲しくなるぐらい「レベルの違い」を痛感させられた。

恥ずかしい話だけど、
3ヶ月間頑張って練習してきて、多少なり自信があったワケさ。

赤鼻を付けながら師匠とかディレクターにアドバイス貰って、

 

毎日練習した。
ダメだしを貰うたびに凹んで、それでも続けた。
演技確認用に撮影した動画も、100本を超えた。

 

自分なりに、できるだけの力を尽くした。

 

けど、まだ足りない。

オーディションに一緒に参加したアーティストには、普段のShowでキャラクターをしている人も大勢いて、
中でも普段のラヌーバで「Les Cons」をやってる、

「Pawel」「Witek」の二人。

 

悔しいけど、さすがとしか言いようが無い。

「間の使い方」とか「発想力」とか、
オリジナルでLes Consやってるだけあって本当に、本当に上手なんだよ。

 

彼らのレベルに到達するのに、
3ヶ月足らずで頑張ろうとしたこと自体、恥ずかしくなった。

唯一、自分でも成長したかなって思えたのは

 

「Good or So, So」を見極める目が養えてきたこと。

 

人がやってる即興演技を見て、

「あ、ここはもっと引っ張った方がいい」
「やり取りが早すぎる」
「この間は上手だ」

 

みたいなのが分かるようになってきた。

クラウニングは「ピンポン」だって表現されることが多い。
ピンポンの相手は「クラウンの相方」だったり「客席」で、
うまーく「サーブ」「レシーブ」をしないと「笑いのボール」がスグ何処かに飛んで行ってしまう。

傍から見て、
このピンポンの流れを何となく理解できたんだよね。

 

まぁ、ゆえに自分の不甲斐無さも痛いほど分かったわけで。。。

 

オーディション後に師匠のBaltoにフィードバックを貰うと、

 

「クラウンに必要なのは【スキル】【タイミング】【経験】の3つ」

「オーディションを見てて、他の2つに比べShoichiに圧倒的に足りないのは【経験】だ」

「客とやり取りする、この感性を磨くのは【経験】しかない」

とのこと。
まぁ、なんとも的を得ていることで・・・・。

師匠は付け加えて、

「他の2つのスキルはちゃんとレベルアップしてる」
「タイミングは2年前のキャバレーの時からスゴイ良かったよ」

ってフォローしてくれた。

ともあれ、3ヶ月のシルクオーディション挑戦はひとまず終了。

今回のオーディションには「合否」は出ない。
出演しているアーティストは全員データベースで管理されてて、
そこに記録を残すだけ。

 

自分の場合、

「なわとびが出来るよ、今回のオーディション受けたよ、評価は○○な感じだったよ」

みたいなね。

 

運がよければこのデータベースを元に新作Show、もしくは別のShowに呼んでもらえるけど、
まぁそうそう上手くはいかないわけで。

さて、

 

次なる課題の「経験」をどうやって積んでいくか、
そしてステップアップするために、次は何にチャレンジするか。

 

またじっくり考えることにしよう。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。