ダブルダッチ次世代の必修科目!!勝ちたければ『Royalメソッド』を抑えておいた方がいい

どうしても紹介したいダブルダッチの映像がある。

 

ご覧いただければロープの動きが異常なまでに美しいのがお分かり頂けると思う。
映像越しであっても見惚れてしまうほどだ。
滞ること無く動き続けるロープは、他のダブルダッチ映像を明らかに異なる。

このスタイルのダブルダッチをRoyal Double Dutchと呼ぶ。
人によって好みが分かれるスタイルかも知れない。

だが、このスタイルの元になっている「Royalメソッド」は、
次世代チームが大会で勝つための必修科目になると思う。

 

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- 『Royal Double Dutch』と『Royalメソッド』

Royal Double Dutchを提唱するのはダブルダッチ界で有名な「古賀先生」だ。
先生は草創期からダブルダッチを支えてこられ、中でもロープ操作のマニアックさは他の追随を許さない。

そんな古賀先生が提唱するRoyal Double Dutchとは、
ロープの動きを極限まで魅せることを追求したスタイル
だという。

ダブルダッチでは一般的にジャンパーに注目があつまる。
ダンスやアクロバット、素早いスピードステップなどがその典型だろう。

だがRoyal Double Dutchでは、とことんまでロープの動きを魅せることにこだわる。
そのため常にロープは美しい形を維持したまま動き続け、先生はこれを「ロープを死なせない」と表現する。
先日のダブルダッチコンテストでU-19の世界チャンピオンになったROYAL VOGUE。
彼らはRoyal Double Dutchを世界に轟かせた立役者だ。

 

そしてRoyal Double Dutchのスタイルの元になっているのがRoyalメソッドだ。
このメソッドを学ぶことで誰でも縄神経を高めることが出来るという。
さらにそれを演技として構成すれば、Royal Double Dutchのスタイル演技に繋がっていくのだ。

 

- 縄神経を高めるという哲学

ではRoyalメソッドで高める縄神経とはなんだろうか?

端的にいうと、
常にロープに意識を通し、高い操作性を維持する能力
と自分は理解している。

 

当然だが、ロープは柔らかく布製のため空気抵抗もある。ゆえに操作するのが非常に難しい。
そりゃ1本を単純に回すだけならできるだろう。だが2本を半回転違いで回したり、リズムに合わせて回したり、
はたまた形を崩さずに速度を加減速するのは至難の業である。

縄神経が通う前は力でロープをねじ伏せようとする。
当然ロープが言うことを聞くワケはなくフニャフニャと無残な形を呈する。
これが不思議なことに、縄神経が通じ始めると「ロープの重さ」を感じることが出来るようになる。
この感覚を一般に「縄を感じる」と表現するが、縄神経を通じさせるはさらに一歩先に進み、
どの瞬間も縄を感じる状態を逃さずに操作を続けることと捉えている。

ではなぜそこまでして先生は縄神経とやらを薦めるのか。
その理由は、

縄神経が高まれば、
「新しい技を短時間で習得できる」
「習得した技の完成度も高まる」

と説明している。

 

加えて先生はRoyal Doueble Dutchを学んでROYAL風の演技をしてほしいとは言っていない。
もちろん1つのスタイルとして広まってくれるのは嬉しいだろう。
だがそれより、
一人でも多くのダブルダッチャーに縄神経を高めてもらうことを望んでいるのだ。

 

昨今のダブルダッチは上位に行くほどオリジナリティが問われ、
同時にミスのない完成度の高い演技が求められる。
どんなに目新しい動きでもミスをしてしまえば意味が無い。

つまり縄神経を高めることは、
演技の屋台骨を支え、新アイディアの実現性を高める働きがある。

 

- それは安心感

こっからは自分の意見。

ダブルダッチは派手な動きに注目が集まりやすい。
だが、演技とはロープも人も、ステージに存在する全てによって構成される。
中でもロープも大切な構成要素の1つだ。

せっかくいい動きをしてるのにロープがフニャフニャだったらどうだろう?絡まってたらどうか?

 

…引っかからない?大丈夫??

 

ミスをしなくても観客はロープの不安定さを敏感に察知する。
一度気になると、ロープの不安定さに気が行ってしまいパフォーマンスが入ってこない。

一方で縄神経が高いチームの演技。
不意に「縄を通している」ことを忘れさせるほど、ロープの動きが淀みがなく美しい。
縄神経の高さというズッシリとした屋台骨がパフォーマンス『そのもの』に集中させてくれる。

 

★★

 

これまでもダブルダッチの基礎練習は存在したが、
古賀先生の提唱するRoyalメソッドは、より実践に則したダブルダッチの基礎だと思う。
ここには実践でスグにでも活用できるノウハウや縄神経を高めるための旨味エキスが凝縮されている。
過去、これほどにロープ操作の技術を高めるための具体的な練習方を考えた人が居ただろうか。

以前の記事でも触れたが、スポーツにはフォームとか型と呼ばれる「基礎」がある。
もちろん基礎を身につけたからといって試合に勝てるわけじゃない。
だが、すべからくトップの選手は「基礎」を身につけている。

 

Royalメソッドはきっと次世代ダブルダッチの必修科目になる。
なぜならそれが上達するのに一番効率的だし、引いては勝てるチームへの近道だから。

 

★★★★
先生のYoutubeにはさらに多くのRoyalメソッドの動画が紹介されています。
他の動画も参考になるものばかりです。
先生のチャンネルはこちらから↓↓↓

古賀先生のYouTubeチャンネル

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。