自由なだけが最善じゃない。制限があるから工夫して面白くなる。

いま、個人的に注目しているダブルダッチの大会がある。

 

これはダブルダッチ界初の1on1バトルイベントだという。
映像の通り1vs1で縄の中に入り、バトル形式で勝敗を付けるのだ。

ダブルダッチといえばチームワークで演技をする。
もちろん息のあったチームの演技は大好きだけど、こうして「個」に着目するのは興味深い。
World Jump Ropeに来ていたAkiが教えてくれたフリーロープってのがこれなのかな。

チームとして上手なのはもちろん大切だけど、1人のダブルダッチマンとして何で勝負できるのか。
個のスキルをどうやってアピールするのか。

今後の発展が楽しみだ。

 

- ○○禁止の大会ってどう??

あえて制限を付ける大会ってのは面白いと思う。
先に例で上げた1on1バトルも例の1つ。
制限があるとなんとかその中で頑張ろうって知恵を働かせる。

んでもって考えたんだけど、
たとえばアクロバット一切禁止の大会なんてどうだろうか?

 

もうアクロバットと思わしきは全て禁止。
宙返りやバク転はもちろん、ドンキーとかプッシュとか、床に腕を付けるのは全て禁止。
トビバコは、うーん・・・ギリギリセーフか?

ダブルダッチの重要な要素にアクロバットがあるのは凄いよく分かる。
縄の中であんなことが出来るんだーって、いつも感動する。
でもそれをあえてっ!!全て無くしてみたらどうだろう。
もう「アクロバットが出来ないから勝てない」なんて言い訳は効かない。

 

アクロバットが無い状況で、どうやって観客を盛り上げるだろうか?

 

まず鉄板になりそうなのはスピードとか面ハリーとかかな。
今でも殆どのトップチームは入れてるし、めちゃ盛上がる。
あとRoyal Double Dutchの手法でロープを魅せる工夫をするのもありだよね。
ロープと人間との動きの不思議さとかで魅せてほしい。

他にも、縄技、音ハメ、ストーリー性、笑い・・・

考えればいくつも面白い要素が出てきそうだ。

 

単縄でも同じようなことが考えられる。
たとえば「3重とび以上禁止!!」とかね。

やっていいのは2重とびまでで、サイドスイングを含んでも3重とびは禁止。
単縄の演技をする人にとって3重とび以上は想像以上に重要。
あとアクロバットを禁止したら…何も無くなりそうだ(笑)

どうやって2重とびまでの技で演技を構成する?
リリースか?それともスピードステップか?
そうしたら柳下は有利か?

 

興味がある人は、やってみると新しい発見があるかも。

 

- 制限は創造の父

2013:365:303

ここに挙げた例は極端だけど、あえて何かを制限して演技をするのは面白い。
制限された中でどうやってパフォーマンス性を向上させるか、そしてどの技で拍手をもらうか。

 

ここには技の熟練度魅せ方が浮き彫りになってくる。

 

同じ技でどのように魅せるか、ジャンプの高さなのか、身体の向きなのか、フォルムなのか。
ダブルダッチなんか既に多くの人が研究してるし、スグにでもアクロバット禁止大会は実施出来るんじゃないかな。

もし開催されることになったら是非観に行きたい。

[スポンサードリンク]

この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。