世界の縄跳び選手が「競技用シューズ」を選ぶ3つの基準

縄跳び競技は、演技中に必ず靴を履くこととルールで決まっている。

 

ジャンプを繰り返す競技のため素足だと怪我をしやすい。
だから演技中であっても、ヒモが解けたら結び直さなければいけない。
そのぐらい靴については厳しい。

実は今、靴についてここ最近気になっていることがある。
なぜか特定の靴を演技で使用する選手が激増しているのだ。
先日のFISACもだしWorld Jump Ropeでは会場で何回も同じモノを見かけた。

何を隠そう自分も全く同じモノを履いている。
これは何かの偶然なのか、それともちゃんとした理由があるのだろうか?

まずはこれらの動画を見ていただきたい。
1つ目は言わずと知れた世界王者のLuke Boonの演技である。
彼の凄まじいフリースタイルもさることながら、今回は足元に注目。


2014 FISAC-IRSF World Championship – Luke Boon_Freestyle – YouTube

マークと靴底の雰囲気がお分かりいただけただろうか?

 

続いてはアメリカ屈指の縄跳び強豪クラブComet Skippersの演技。
先日のWorld Jump Ropeの時のダブルダッチフュージョンである。


Comet Skippers Fusion WJR 2014 – YouTube

2つ目のComet Skippersに至っては全員が履いている。
そう、これはNIKEの販売している「ナイキフリー」シリーズだ。

 


【NIKE】ナイキ フリー 5.0/FREE 5.0【724382-002】メンズ ランニングシューズ 260

 

- なぜナイキフリーが愛用されるか?

今回紹介した動画は一例。他にもナイキフリーを使っている選手は沢山いた。
少なくとも20人はWorld Jump Ropeの会場でナイキフリーとすれ違った。
中でも先ほど挙げた黒のナイキフリーを履いている競技する選手が本当に多い。

 

なぜナイキフリーはここまで人気なのだろうか?
ってことで、勝手にその理由を想像してみた。

1.縄への影響が少ない

なによりもこれだろう。競技選手にとって縄跳びへの影響は死活問題。
デザインは跳びやすさに想像以上に影響する。
たとえばマジックテープだとちょっとした事でテープに引っかかる。
同じことは靴ヒモにも言えるのだけど、ヒモであれば上手にしまえば影響が少ない。

 

この点ナイキフリー縄跳びがスムーズに通過する。
これは自分も実際に跳んでみて実証済みである。

 

少し気になったのが靴底のデザインだが、実はほとんど影響ない。
むしろナイキフリーは通常の靴よりも靴底が柔らかいため、より繊細に床の感覚を捉えることが出来る。縄跳びは跳んでいる間ずっとつま先で立っているので、常に靴が曲がった状態になる。そのため底の硬いモノだとこの床を捉える感覚が鈍るのだ。

2.クッション性が良い

跳びやすさだけじゃなく、クッション性も大切な要素の1つ。
ジャンプだけでなく宙返りやバク転など多様な動きから足を守ってくれる。

クッション性の必要・不必要についてはいくつか意見があるのだけど、
自分はクッション性があったほうが良いと思う。
僅かであろうと、確実に膝や腰への負担は蓄積していくものだ。

3.デザインがカッコイイ?

個人的な感想になるけどナイキフリー、カッコイイよね。
競技中のユニホームにも合うし、普通に外で履いててもいい感じ。
自分がナイキフリーを選んだ理由もこれで、

「どこでも縄跳びが出来るお出かけスニーカー」

を求めてようやく見つけた靴だった。
ま、結果的に会場では色んな選手とカブってて複雑だったけど。。。

 

the new Japanese trend in shoes: Wooden Elevated Flip-Flops (geta, 下駄)

 

練習には絶対欠かせないシューズ。
競技選手であればデザインだけでなく、クッション性跳びやすさを考えているはずだ。

世界を牽引するアメリカ選手が愛用するナイキフリー。
さらにかの有名な現役世界チャンピオンが本番で使っていたシューズでもある。

 

同じ靴を履いて練習したら、少しだけ縄跳びが上手になるかも?

 

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。