考える力でシルクドソレイユにすら行き着く:夢をつかむ『メモ帳』の習慣

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高校生のとき、メモ帳を持ち歩くようになりました。

 

キッカケは師匠に「メモ帳を持ち歩くと良い」と言われたこと。何でも良いから忘れないうちにメモしておけ、と教えられて何となく持ち始めたのが始まりでした。

メモ帳の名前は「Rope Skipping」。縄跳びを始めて以来ずーっと書き続け、つい先日通算20冊を超えました。

Rope Skippingは単なる練習ノートや日記ではありません。ここには、これまでの思考の痕跡が記されています。今回は自分が12年間続けてきた「文字を書く思考方法」について紹介したいと思います。

 

- 文字で確認しながら思考を進める

自分はどうも頭だけで物事を考えるのが苦手でした。なぜなら途中で思考していることを忘れちゃうから。いや正確には思考中にもフト別のことを思いついて思考がどっかに遊びに行っちゃうかから。文字という形で具現化していかないと、思考はあっちこちに広がっていくばかりで何にも結論が出ないまま終わってしまうんです。

 

いま良い感じのことを思いついたんだけど、、、でもこっちも閃いて。。。あれ、さっき何考えてたっけ?

 

何とか考えをまとめようとする頃には、既に別事を考えていたり最初の考えを忘れていたり。結局は上手くまとめられず、思考全体を放棄してしまうのがオチです。だからメモ帳に「文字」として書き連ねながら考えることにしました。

 

- 何について考えるかを具体的にする

考える題材も思考が散乱しないように注意しています。ところで何を考えてたんだっけ?では意味がありません。

 

そのために「より狭くピンポイントで何を考えるか?」を意識して書き始めるようにしています。例えば「パフォーマンスについて」を考えるとしましょう。でも、パフォーマンスの何を考えるかがハッキリしないと、思考は何処にも向かえません。なので「自分がメインじゃない場面での首の向きについて」のようにより明確かつハッキリと題材を決めるように心掛けます。

(※)需要があればどんな風にメモ帳に記しているか、いずれ紹介しようと思います。

 

ちなみに、これまで書き連ねたメモ帳を見返すことは殆どありません。頻度にして年に一回、大掃除で棚を整理してる時ぐらいです。なぜならこのメモ帳は日記ではなく、日々の思考の痕跡だからです。いわば自分が思考行程を文字を使って整理してきた残骸のようなもの。ある程度思考がまとまったモノは、読み返さなくてもしっかりと記憶に定着しているものです。なので読み返す必要がなくなりました。

 

- 考える力は訓練できる

競技時代から今でも色んな考えてきました。もしかしたらメモ帳を使うことで「考えるクセ」が出来たのかもしれません。

 

でもメモ帳を使って文字で考えるまでは「何かを考えているつもり」だったと思います。なぜなら何を考えたかを殆ど覚えていない。頭の中だけで完結した考える活動は、何も定着せずにどこかに飛び去っていきました。

 

最初から頭だけで考えられる人はホンの一握り。しかしどんな人でも練習を積めば考える力は上達すると思うのです。メモ帳「RopeSkipping」を記し続けたことは、間違いなく今の自分に影響を与えました。

 

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(※)2010年に渡米してからのRopeSkipping達。現在9冊目。

 

- メモ帳とペン、最強説

スマホやタブレットでも文字を打つことはできますが、図表や線などの自由度ではメモ帳とペンには敵いません。充電の必要もないし重さは・・・メモ帳1冊で数十グラム。手書きで融通が効く、いつでもどこでも使えるからこそ、思考を連ねるの適しています。

 

余談ですがメモ帳を1冊書き終えた達成感は心地よいものです。真新しい紙が徐々に使い古されていく感じ。そしていよいよページが残り僅かになった時、次のメモ帳を文房具屋さんに選びに行くのも楽しみの一つ。

 

メモ帳思考法で自分もいくつかの夢を掴みました。今こうしてステージに立てているのも「考える力」を養えたからかもしれません。

 

あなたも、メモ帳とペンを使って考えてみませんか?

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。