縄跳びのやる気が出ない?そんな時は「ポーズ技」を教えよう

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Photo by Jacqueline Sinclair

縄跳びに「ポーズ」があるのをご存じですか?

一般的に縄跳びは引っかかる間で跳び続けるイメージです。しかしこれだと最後は必ず失敗で終わってしまう。でも予め跳ぶ回数を決めて「ポーズ」で終われば、最後まで成功で終えることが出来ます。

 

成功は子どものやる気をかきたてます。そこで今回は、縄跳びを意図的に止める「ポーズ」を紹介したいと思います。

 

- ポーズで止めるとは?

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

 

これはV字ストップというポーズの基本技。ロープを足の下に入れて回転を止めます。映像は長めに跳んでいますが、この回数は少なくても問題ありません。

 

- 最後まで成功で終えることの効果

縄跳びは失敗で終わります。なぜなら引っかかるまで跳び続けるのが普通だと思われているからです。回数にチャレンジするのも1つのやり方でしょう。しかし回数にこだわる練習方法は子どものやる気を削いでしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

まず第一に記録はそうそう向上しません。自己新記録が出れば良いですが、先日の記事にも書いたとおり成長は徐々に緩やかになるもの。ある一定の所で頭打ちになるデメリットがあります。新記録が出たら成功、でなければ失敗。これだと成功がドンドン無くなってしまいますよね。

 

それなら、終わりを決めて意図的に成功を定義してみましょう。「10回跳んだらポーズ⇒成功!!」のように予め回数を決めていれば、成功する確率と頻度はぐっと上がります。

 

ポイントは失敗しない範囲で回数を決めること。子ども自身で回数を決めさせてもいいですね。まずは10回跳んだらポーズ、次は20回跳んだらポーズ。このようにパッケージとして挑戦させることにより「何が成功か?」がイメージしやすく、やる気の低下を防ぐことが出来ます。

- ポーズ自体も楽しい!

実はポーズ自体も子どものやる気を向上に役立ちます目新しいポーズを教えるだけでも子どもの両目はキラキラ。V字ストップ以外のポーズ練習方法が知りたい方は、この動画リストを参考にしてください。

 

以前の記事で紹介した岡本くんのYoutubeページです。

 

どの小学校に行っても「アームラップ」や「クロスフリーズ」は大人気。難しいロープ操作は必要ないので、きちんと説明すれば低学年でも出来ます。とある小学校ではクロスフリーズが大流行して、隣の小学校にまで流行が波及したとか。。。

 

- さらに創作で広がる

実はポーズで縄跳びを止めるのは演技創作の始まり。複数の技を組み合わせる方法を提示することで、子どもの自主的な創作活動につなげることが可能になります。

 

例えば、

前とび3回、
片足とび3回、
反対の片足とび3回、
前とび3回、
ポーズ

のような組み合わせを提案してみましょう。提案する度に子ども達は新鮮な気持ちで取り組むことができ、やる気を維持することができます。

 

◆縄跳び演技の作り方はこちらを参照◆
実は簡単なんです!!あなたにもできる『縄跳び演技』の作り方 〜入門編〜
カッコイイ演技を目指せ!!〜フリースタイル編〜
リズムにのせて縄跳びしよう!!〜フュージョン編〜

- まとめ

記録の挑戦は楽しいのです。しかし遅かれ早かれ子ども達は「記録の頭打ち」に阻まれます。すると次第に取り組める技が無くなり、やる気を失っていくことになる。

縄跳びの魅力は記録更新だけじゃありません。ロープを止める「ポーズ」という概念を取り入れて、子ども達に新たな魅力を提案してみませんか?

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。