新社会人は自分自身に期待をかけすぎると苦しい

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復帰してからというものの、意識的に怠惰に過ごすようにしています。練習を減らし本当に必要な分だけを考える。不要と思ったものは、長年続けてきたことでもあっさり止めています。

 

なぜなら、これまでの大半の習慣が「○○なんだから」思考から生まれたのだと気付いたんです。

 

プロなのだから、シルクドソレイユなのだから、縄跳び業界を背負っているのだから。。。もう挙げればキリが無いほど、様々な「○○なんだから」でガチガチになっていました。

 

- 最初は周囲への不満からはじまる

プロ意識とも呼べそうですがちょっと違います。正確には自意識の暴走です。

 

与えられた役割に対し、必要以上の責任を勝手に負おうとする自意識。やらせてもらっているからには!という、ちょっとイタイ勘違いから生まれているとも言えます。

 

「○○なんだから」をこじらせると肩に力が入っていきます。何をするにも完璧を求め、一切の妥協を許さなくなる。まだだはじめのうちは一人で勝手にやってるので良いんです。

 

が、進行すると周囲にまで同じ完璧を求め始める。ここまで来たら負のスパイラルは始まってます。

 

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誰しも最初は意欲に満ちています。これが少しずつ最適化されて周囲に馴染んでいくもの。これがもし、いつまで経っても「周囲はダラけてる奴ばかり!!」と不満を持つようなら危険信号。知らないうちに「○○なんだから」思考の病みに飲み込まれています。

 

「○○なんだから」の闇はまず周囲を傷つけます。
そして、あなた自身の心を確実に蝕んでいきます。

- 「○○なんだから」思考の正体

これって実は、人の目を気にしすぎた結果です。

周囲や社会の目を気にする ⇒ 期待に応えたい

・○○なんだから、期待に応えるのは当たり前
・○○なんだから、△△ができるのは当たり前
・○○なんだから、、、、

こうして○○なんだから思考は強化され、無意識に行動に現れていく。本人は情熱を持って頑張っているつもりでも、空回りしたり思うような評価に繋がらなかったり。

 

期待に応えたいの裏側に「評価されたい」という自意識が見え隠れするあたり、○○なんだから思考は自意識の暴走といえるのです。

 

- 心が休まらなくなったら末期症状

○○なんだから思考をこじらせた先はメンタルの不安定。

 

例えば一人で勝手に責任を増幅させてプレッシャーに押し潰されます。もし仕事でミスったらどうなる?!と不安感と責任感がマイナスの化学反応を起こして、ドンドン追い込まれていくのです。

 

また常に緊張感を自らに強いてしまい、心が休まりません。何をしてても仕事、どこにいても仕事。ここまで来ると反対にミスが増え、それが一層拍車をかけることになる。もう抜け出すのも一苦労な末期症状。

 

ヤバイかも?と感じたら積極的に手を抜きましょう。必要最低限の労力で求められる仕事をこなす努力をするのです。

 

自分も以前はショーの4時間前に入り、夜は日付が変わるまで練習をしていました。誰も居ないトレーニングルームで練習し、皆が帰った後も追い込んでいる自分に酔いしれました。

 

でもこれって単なる労力の無駄使いなんですよね。いま考えても、ここまでやる必要はありませんでした。しかし○○なんだから思考に囚われた自分には、この練習を欠かすとプロ失格な気がして自分で自分を追い込んでいました。

 

結果は度重なる怪我と長期離脱。この時になってようやく○○なんだから思考の恐ろしさを痛感したのです。

 

○○なんだから思考に囚われた人にとって効率化すらも「手を抜く」と感じられます。すべてをキッチリこなさないと気が済まないんですよね。だからこそ「手を抜く」ぐらい積極性がないとダメなんです。

- まとめ

仕事をする上で責任感を持つのは素晴らしいことです。プロ意識も責任感から生まれます。

 

ただ責任感をあまり肥大させ過ぎないように気をつけてください。意欲に満ちた人、真面目な人はあっという間に責任感を肥大させ、自分自身を苦しめる「○○なんだから」思考にハマってしまいます。

 

こういう人は仕事なんてドンドン効率化して楽をする、ぐらいの気持ちで臨んだ方が良いのかもしれません。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。