空腹はエネルギーの源である!ステージに立つ時は「空腹状態」にこだわる理由

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photo by MikaelWiman

 

ショービジネスは生活時間がずれ込みます。ラヌーバは18時〜21時〜の2回公演で、17時までにシアターに入り23時に帰宅します。9-5時の仕事と間逆な感じですね。

 

すると食事のタイミングが難しい。お昼は12時に食べたとして、帰宅するまでにはお腹が空きます。しかも朝起きるのも遅くなりがちなので、むしろ朝ごはんを食べるのも11時頃になってしまったり…。

 

自分は15時に出勤しショーをして家に帰ります。遅い時は日付が変わることもあり、単純計算で9時間ぐらい何も食べません。

 

すると必ずシアターで空腹になる。グーグーとお腹を鳴らせながらショーに出演してます。ちなみにシアターにはちゃんとカフェがあります。ご飯を食べようと思えば食べれる。

 

でもわざと何も食べず空腹状態にしています。なぜなら、お腹が空いた状態こそが最高のパフォーマンスを発揮できると考えているからです。

 

- 空腹状態であるメリット

まず1つ目のメリットは「物理的にお腹に何もない」こと。

 

縄跳びは常に身体が上下する運動なので、胃の中に物が入っているとシンドイ。水分ならまだしも、自分は固形物が胃の中にあるのが好きじゃありません。

 

また、空腹状態は集中力が一番高まるんです。

 

ステージ上での集中力が不可欠。これがお腹一杯だと判断が遅れたり、演技中についボーっとしたり。なぜか集中力が落ちる感じがするんです。集中力低下はミスに繋がり、演技の質を落としてしまいます。

 

もう一つ、空腹状態って気が立ちやすい。これをショーで利用できるんです。

 

お腹が空いてくるとイライラします。このイライラを自分はエナジーと考えていて、空腹状態で溜めたエナジーをステージでぶつけます。言葉は悪いですが、ややクレイジーな状態の方がエナジーが客席に届くのではと考えています。

- 空腹すぎる危険信号は忘れない

ただ、空腹状態も度が過ぎると逆効果。

 

あるラインを超えるとガクン!と反動が来ます。まずは急激な眠気・倦怠感に襲われ、みるみる集中力の低下していく。立ってるだけでフラフラするレベルですね。

 

もうここまで来たら危険信号。急いで食事をとり糖分を補給する。そして間欠的に、満腹にならない程度に食べ続けます。この症状は過去に2度やってしまい、これはやりすぎたなぁ…と今でも反省しています。

自分は帰宅後にキチンと食べます。ただ昼ごはんと夕飯の間が9時間以上開いているだけで、摂取カロリーや栄養はごく一般的。無理な絶食や偏食は健康に悪影響があるので、絶対に止めましょう。

- 空腹はコントロールして利用できる

空腹状態は利用できます。高まった集中力は爆発的なエネルギーを発揮し頭も冴える。食欲をうまくコントロールできれば、誰でも使える武器になります。

 

いつも何か食べている人は、ぜひ数時間でも「食べない」を試してみてください。ボーっとした頭が冴え、エネルギーに満ちた状態を体験できるかもしれません。

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この記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。