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ブログの影響力を「販売数」で測定してみる実験

自分はブログにとって「影響力」は非常に大切だと考えています。

アクセス数はページ解析で調べられますし、SNSの拡散も数字で見ることが出来ますよね。でもブログの影響力は他にもあるのでは?と薄っすら感じていました。

ではアクセス数やSNS拡散ではない影響力とは何だろうか。

色々と考えた結果、「行動のキッカケ」ではないかと仮設を立てました。影響力の中でも行動の起こさせるキッカケは、大きな価値があると思うのです。

そこで2014年4月から2015年4月までにかけ、このブログを通じて1年間で縄跳びが何本売れるのか?に焦点を絞り、データ採集する実験を行いました。

実験と集計方法

実験の方法は以下の通りです。

① 関係ページに販売数カウントのプログラムを埋め込む
② 2014年4月2日〜2015年4月1日に売れた本数を計測

まず縄跳び練習法に関するページに、いくつかのプログラムを埋め込みました。このプログラムはブログ経由で購買活動が行われた回数を記録し、どの縄跳びが何本売れたかを集計できます。

ちなみにプログラムはAmazonアソシエイト*1を使用しました。よって厳密には商品を見てから24時間以内に購入した場合のみの計測になります。

そして集計データを上記の期間でカウントします。データは全てAmazonアソシエイトのページから持ってきました。

なぜ縄跳びの本数をデータにしたか

自分も最初はブログの影響力=アクセス数と考えました。でもこれ一概には言えないと思うんです。

たしかにアクセス数が多ければ、人の目に触れる機会が多くなる。ハフィントンポストに転載した記事は全て、オリジナルの数倍の勢いでSNSで拡散されていきます。

たとえばこのブログは縄跳びに特化してます。だったら、日本一縄跳びについて影響力のあるブログになれるのでは?と考えたのです。

アクセス数は徐々に積み重ねるモノとし、アクセス数以外で影響力を測るのに何が良いか?を考えました。そして浮かんだのが「縄跳び販売本数の計測」だったのです。

今の影響力=年間なわとび700本を売る

実験の結果、ブログ経由で1年間に708本の縄跳びが売れました。おそらくPVとの割合で言えば、日本一縄跳びが売れているブログだと思います。

しかし今後アクセスが仮に10倍になっても、縄跳びが7000本売れるかは分かりません。むしろ以下の成長曲線のようになだらかに数字が落ち着き、影響力の閾値はアクセス数に比例して変化しないかも?と予想しています。


タテ=アクセス数
ヨコ=販売本数

今後の展望

今後もブログ運営を続けて、様々なデータを収集しようと考えています。今回の調査期間では縄跳び700本でしたが、将来ブログが成長した時にデータがどのように変化するか。アクセス数に比例して伸びるのか、それとも反対に割合が減っていくのか。

また不定期で報告したいと思います。

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