いくら習慣作りに苦労しても、止めればわずか2週間で失われる

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habit: july 19

5月の下旬、1年ぶりに日本に一時帰国してきました。久しぶりの家族、友人、縄跳び仲間。あっという間の2週間です。

今回この2週間で1つの実験をしました。それはブログの記事更新を停止すること。せっかく帰国するんだから日本でないと味わえない経験や感覚を全力でインプットしよう!と考えたのです。

でも実際に2週間が過ぎて感じたのは、全く逆の結果でした。

- 習慣で書き続ける、たとえ公開出来なくても

帰国前までは更新を頑張ってきました。できるだけ毎日更新、どうしても無理な場合も2日以上は空けないとマイルールを決め、ひたすらに文章を書きまくりました。とくに最初の1週間はシンドかった。というかその時点で毎日更新は無理だって感じました。「書くんだ!」という気迫と根性で書き続けたようなもんです。

でもある時から、徐々に書くことが日常になっていったんです。当初のような気迫も必要無く、自然とパソコンに向かって記事を書けるようになりました。

この頃から記事ネタにも困らなくなりました。不思議と書きながら次のネタや話題が浮かんできて、むしろ書く時間が足りないほど。他のブログや本、ニュース記事も積極的に読みました。しかしこうしたインプットより、記事を書いている時の方がネタが下りてくるんです。

何を言う、毎日更新は達成できていないじゃないか!?と言われれば間違いないです。でも毎日キーボードを叩いて、文章を捻り出す作業は続けていました。すると文章を書くのが普通と感じ、むしろ文章を書かない方が違和感を感じるようになりました。

- 習慣を止めざるを得なかった

自分はアメリカの携帯しか持っていません。なので帰国中はネットが満足にできませんでした。数少ない無料Wi-Fiを探し当ててはメールを受信する程度。スマホもパソコンも、ネットが使えないと触る時間が減るんですよね。

すると必然的に文章を書く機会が失われました。だったら開き直ってあえて全く文章を書かず、その分をインプットに活用しようと考えたのです。

2ヶ月近く続けた習慣。最初は違和感を拭うために何気なくパソコンを開きました。でも3日過ぎた頃にはパソコンも開かなくなり、結果に2週間でパソコンを開いたのは数えるほどでした。

- インプットの質が低下 ⇒ 何も書けない ⇒ 習慣の崩壊

では2週間後に何が起きたか。まずはインプットの質が劇的に低下しました。

これまでは、どんなインプットでも意見を考えながら取り入れていました。でもそれは文章に起こす前提があったからこそ。文章を書かなくなった途端に、インプットが頭の中を素通りしていきます。記憶にも印象にも残りません。

またインプットの質が低下するに従って、アンテナの感度まで鈍っていきます。記事を書き続けていた頃は日常の些細なことでもアンテナが反応しました。でも感度の鈍ったアンテナでは何も反応しません。ただただ情報を受け流すだけです。

アメリカに戻り、こんな状態で記事を書こうとしました。案の定、何も書けません。

何を書いていいか分からず、インプットも思うようにできない。ネタが浮かばないまま、真っ白なブラウザ画面を眺めるだけの時間が過ぎていく。イケダハヤトさんが「ブログを書くのは筋トレと同じ」と仰っていましたが、これは本当でした。2週間も筋肉を動かしていなければ衰えてしまうのは当然です。

- 習慣は筋トレと同じ

いまはリハビリのように文章を書いています。1ヶ月前の自分に比べると驚くほど筆が進みません。

学生時代に「トレーニングを1日怠れば取り返すのに3日必要だ!」と脅かされました。これ、あながち間違っていません。筋力の低下は恐ろしいほどに早く、取り戻すのには3倍の時間が必要なのです。半月板損傷の時も、衰えた筋力を取り戻すのに1ヶ月以上必要でした。

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何より、書きたい欲求があるのに筆が進まないシンドさ。書きたいけど書けない。焦燥感ばっかり募って、エイヤッと踏み出すのに大きなエネルギーが必要でした。

習慣にするのも大変ですが、一度止めてた習慣を取り戻すのはもっと大変。気持ちだけは以前の感覚でイケると錯覚します。が、能力と実働が伴いません。

きっと、プロブロガーと呼ばれる人達にはこの感覚はないことでしょう。事実、自分も縄跳びなら2週間跳ばなくてもスグに元に戻せます。プロブロガーでいうブログ、自分で言う縄跳びぐらいのハマり方をしてるしてるなら問題ないです。こういう人達は呼吸をするように習慣化してますから。

でも苦労して身につけた習慣は筋トレと同じ。一度止めてしまえば、再び動き出すのに大きなエネルギーが必要だと忘れてはいけません。