限界を理解して活用しよう。乗り越える以外にも勝ち方はある。

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こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

 

今年で縄跳びを始めて13年になりました。はじめて大会に出たのが、13年前の7月です。あの頃は縄跳びの無限の可能性に惹かれました。

 

ロープ一本で何でもできる。自分自身とロープさえあれば、どこでもいつでも演技が出来る。これほど融通が効いて可能性を秘めた競技はない。そう本気で信じて疑いませんでした。

 

しかし時が流れ10年を超えた頃、少しずつこの気持ちに変化が訪れました。縄跳び一本でできることのリアル、限界について真剣に向き合うようになったのです。

 

- なわとびの限界を感じた理由

縄跳びを始めた当初は、本当になんでもできる!と感じていました。でも経験と知識が増えるに従って、この思いが徐々に崩れていきます。

 

競技を続けるうちに、一般イベントに出演する機会が増えました。同時に他のパフォーマンスを見る機会も増えます。すると縄跳び以外のパフォーマンスの強み、そして縄跳びの限界を感じずにはいられませんでした。

 

ロープ一本と身体さえあればどこでもできる縄跳び。融通が利くという点では素晴らしいですが、パフォーマンスとして異種混合試合をすると不利になるケースがが非常に多い。

 

たとえば人数。一人でやる演技と五人でやる演技は、単純に数の違いで圧倒されます。持論では、ダブルダッチをはじめて1年未満のチームより、4-5年ガチでやってきた単縄人のパフォーマンスのほうが見劣りします

 

- 限界は悪いことか?

上に挙げた以外にも縄跳びには限界がいくつかあります。

 

でもこれらの限界を知るのは悪いことじゃありません。むしろ、限界を知っているのに見てみぬふりをするほうが危険だと思うんです。

 

体力の消耗が激しいのを知っているのに、無理して10分間を跳び続けたらどうなるか。怪我や故障を引き起こすのは当然で、それによってパフォーマンス生命を短くする恐れすらあります。

 

たとえば一人で跳ぶのが大変なら、単縄のメンバーを増やせば体力を温存できます。ダブルダッチとは違う演技構成も可能で、人数で見劣りするデメリットもカバーできることでしょう。

 

単縄の長所は「一人でできる」点です。構成さえ固めておけば、たとえ流動的にメンバーが入れ替わっても演技ができます。

 

必要なのは限界に抗う事ではなく、いかに長所でカバーするかという方向転換だと思うのです。

 

- 基準次第で弱者になる事実を認める

人数や体力面で言えば、縄跳びは圧倒的な不利と言えるでしょう。しかし競うポイントによって、縄跳びは弱者にも強者にもなります。

 

どの種目にも性質上の課題でひっくり返せない限界はあると思います。たしかにその課題を克服する努力も大切でしょう。

 

しかし戦う場所と戦術次第で、限界を打ち消すことができます。正面突破で頑張る姿勢も大切ですが、ときには「自分が強者になれる環境」を見つけ出す工夫も必要だと思います。

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記事を書いてる人


縄跳びパフォーマー 縄のまっちゃん
 ※本名:粕尾将一(カスオショウイチ)

全国の学校やイベントで縄跳びをつかったパフォーマンスや出張なわとび教室を行い、子ども達に運動の楽しさを伝え笑顔を引き出す仕事をしています。

【略歴】
全日本チャンピオン、アジアチャンピオン、世界大会6位。2010年よりシルク・ドゥ・ソレイユ常設ショー「La Nouba」に6年間約2500回の長期出演を果たす。