なわとびパフォーマーの仕事論

いつもスマホを持っている「マメな人」の落とし穴

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photo by Hindrik S

こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

「モテる人」や「仕事のデキる人」はマメな人だと聞いたことがあります。いまは遠く離れた場所でもリアルタイムに連絡が取れる時代。メールやLINEをこまめに送信し、たまにはSkypeや電話をする。ときにはSNSのメッセージやTwitterなんかも上手くやり取りする。

たしかに相手から気に掛けられたら嬉しいですよね。久しぶりの人から連絡が来るのも楽しいものです。

ただこれに「スマホ」が入ってくると、事情が変わってくると思うのです。

マメな人=いつもにスマホを片手に持っている人?

スマホさえあれば、いつでもどこでも連絡が取れます。メールや電話はもちろん、LINE、Twitter、Facebook…充電が切れていない限り、連絡が付かない方が無理です。

連絡が来たらスグに返信。たまには久しぶりの人に連絡をする。気になればSNSでメッセージなんか送ってみる。なにかマメな人になるには、いつもスマホを持っていないとダメなのかな?って感じてしまいます。

歩きスマホが一時期問題になりました。あれも実は、マメに連絡をとっているからではないでしょうか。相手が連絡してくるのは家やオフィスとは限りません。歩いている最中にLINEが入れば、その場で返信するのがマメな人なのでしょう。

スマホを常に持っている矛盾

たしかにマメな人は「モテる」「仕事がデキる」のは理解できます。でもこれって、大きな矛盾を抱えていると思うのです。

たとえば、会話で間が持たないとすぐにスマホを取り出す人がいます。会話の流れで自分にスポットがない時は、そこに居ない誰かにマメな人として連絡をしているのでしょう。

でも、この状況をよーく見てみると矛盾してます。

もし目の前にいる人と会話するためにマメな連絡をしてきたとしましょう。せっかく会話に取り付けたのに、でもいざ目の前に現れたら、別の誰かにマメに連絡をする。そしてまた次の人と直接会っている間にも、さらに次の人へマメに連絡をする。

つまり、いつまで経っても目の前の人とのコミュニケーションが疎かになるんです。

そんな毎回会いたい人と会話してるわけじゃない!というのも一理あります。しかし人のクセとは日々染み付いていくモノ。友達との他愛ない会話で間が持たないようで、本当に会いたい人に対面して上手にコミュニケーションができるでしょうか。

トーク力は自分の話題じゃないとき磨かれる

これは持論なんですが、雑談や談笑するのにもテクニックがいると思うんです。そのテクニックは、自分にスポットがないときに磨かれるものだと考えています。

集団で会話をしていて、瞬間的に全員が口を閉じる「ん?」という場面ってありませんか?いわゆる「間」が空く気まずい状況です。

実はあの瞬間って全員が受け身で「聞く姿勢」になっているので、どんな一言でも物凄い豪速球で全員に届きます。むしろ言葉を発した瞬間、ぐわーーって集団の注目を浴びすぎてビックリするほど。

他にも「この人の会話はどこに流れるか?」「オチにしてる部分はどこか」「ボケを拾うならどこか」という全体のトーク構造。これらも自分以外にスポットが当たっているときの方が、よく観察できるのです。

マメだけど会話がデキない人

スマホは便利です。便利ですが落とし穴があります。文章を介したコミュニケーションでは、どうしてもリアルタイムに流れる会話を読む力が養えません。

気付かないうちに、間のつなぎ方やコメントを挟むタイミングがどんどん分からなくなっていきます。気まずい空気は心地良いものじゃありません。

でもその瞬間スマホに逃げていませんか?スマホの心地よさばかりに逃げていると、肝心なときに対話がデキない人になってしまいます。