英語の雑談で思わず困ってしまう3つの話題

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photo by GIORGIO MERCALLI

こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

シルクドソレイユには多くの国と地域からアーティスト*1が集まっています。自分が出演しているラヌーバも、約20の異なる国の人がいます。

これだけ多国籍な状況だと、お互いの国のことを聞くだけで十分な雑談になるんです。◯◯語で「Hello」はなんて言うの?からはじまり、それぞれの国の文化の違いについて興味深く話をします。

もちろん日本について聞かれることも。ですが、ときに日本人であっても回答に困ってしまう話題を振られることがあるんです。

アニメやマンガについて

まず一番多いのはこれです。日本といえば「アニメ」「マンガ」というぐらい、確実に話題に出ます。

自分もマンガは好きで「地獄先生ぬ~べ~」や「るろうに剣心」は詳しいです。アニメも86世代でいう「人並み」には見ていたと思うんです。しかし、日本で見ていたアニメが海外で流行っているとは限らないんですよ。というか、こっちで聞かれるタイトルはほとんど知らないアニメばかり。

向こうとしては「日本人なら知ってて当然!」ぐらいの勢いで話しかけてくるので、ちょっと困ってしまいます。

また日本人ということで「コスプレ」や「オタク文化」に詳しい人も、高い確率で話しかけてきます。ある同僚はコスプレが好き過ぎて、日本語を学び語学留学をしにいったとか。ハロウィンは毎回、自作のコスプレ衣装(この前は犬夜叉だった)で登場してきます。

相手も共通の話題として振ってくれてるハズ。だったら、もう少し海外で流行っているマンガやアニメについて勉強しておくべきだったなぁと、いまさら思っています。

日本文化の詳細について

次に多いのは文化についての質問です。こちらは全くの無知、という事が少ないので比較的返しやすい。しかし、細かい文化の不思議に突っ込まれると困ってしまいます。

たとえば先日「なんで日本人はNOを言わないのか?」という話題になりました。日本人はYESはいうけど、NOを絶対に言わない。なんで意思表示で大切なNOを言わないんだ?という、素朴な疑問です。

これ、説明できます??

たしかに日本人は表立ってNOと言うのを避けますよね。相手のメンツを潰さないため?和を以って尊しとなす?空気を読むから?いろんな理由が頭を駆けめぐるんですが、結局ズバッと答えを出せない。

日本人ゆえに気付きにくい「ヘンな日本」が話題になると、自分自身も上手く答えられないもの。日本人ゆえに不思議に思わない、日本の不思議って結構あるんです。

政治、国際情勢について

自分が居た環境のせいか、日本にいる頃は表立って政治や国際情勢について話をする機会はありませんでした。たまーに選挙について話をする程度だった。

しかしここには、ド真ん中の直球で質問を投げかけてくる人が居ます。たとえば「北方領土問題」について。いまだに解決に向けて議論が平行線を辿っていますよね。

この話題、まさかのロシア出身のアーティストが直球で質問してきたりします。自分だったら逆のことはできません。なにか、お互いに触れちゃいけない「腫れ物」のように感じてしまうのです。

でも相手はそんな事をお構いなし。むしろ「日本側の言い分を教えてほしい」と、積極的に議論を持ちかけてくるんです。恥ずかしながら、当時は議論ができるほど問題背景の知識がなく表面的な話で終わってしまいました。

勝手にデリケートと思っていた国同士の問題。案外フランクに話題に出してくる感覚は、多国籍な状況ならではなのかもしれません。

まとめ

多国籍な集団では、お互いの価値観の違いで揉め事がしょっちゅうです。でも裏を返せば、互いに相手の価値観に興味があるんですよね。

なんでその判断をしたか、なんでこの国の人は◯◯な考え方をするか。こうした話題がひっきりなしに交されています。

こうした環境に見を置く日本人として、もっと日本の事について知ってく必要があるんだなぁと今も痛感しています。英語がしゃべれるのも大切です。が、いかに自分の言葉で自分のことをしゃべれるかも重要なのだと思います。

*1:パフォーマーのこと。シルクドソレイユではこう呼ぶ

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