縄跳び競技に必須!!ワイヤーロープの作り方と扱い方の注意点

こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

ワイヤーロープという縄跳びをご存知でしょうか?実は競技のトップ選手は、みんな金属製ワイヤーで競技するんです。それが通称「ワイヤーロープ」と呼ばれています。

一般的なビニールや紐のロープと比べ、ダントツに早く回せるのが特徴。とくに「計測競技*1」や「三重跳び持続*2」には最適なロープです。ちなみに自分も6重跳びをするときはワイヤーロープでした。

今回は縄跳び競技を始める人向けに、ワイヤーロープを自作する方法と注意ポイントを紹介したいと思います。

ワイヤーロープの特徴

ワイヤーロープ最大の特徴は早く回せること。他の素材に比べて圧倒的に細く、しかも細いにも関わらず一定の重さがある。「細さ」と「重さ」が縄跳びをするのに絶妙なバランスなのです。

なので細いほど空気抵抗が少なく軽く回せます。しかし1.0mmを切ると「重さ」「細さ」のバランスが崩れてしまうので、最低でも1.0mm以上を選ぶようにしましょう。

また周囲にコーティングをしているワイヤーもあります。コーティングがあるとその分ロープが太くなってしまいます。しかし「コーティングあり」の回す感覚が好き!という人もいるので、一度試してみても良いでしょう。

なお、ロープは細くなるほどコントロールが難しくなります。ある程度のコントロールが必要なスピード競技では、細すぎるワイヤーはオススメできません。反対に三重跳び持続のように持久力を競う種目では細いほうが有利でしょう。

ちなみに自分は「コーティングあり2mm」をスピード競技で、「コーティングなし1.2mm」を三重跳び持続種目で使用します。6重跳びのもコーティングなし1.2mmです。

■実際に競技で使っていたワイヤーロープ
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ワイヤーロープを使う時の注意点

1.最初は慣れる練習を

ワイヤーロープは、ビニールや紐のロープと全く違う感覚になります。しばらくは回す感覚を掴むのが大変で、慣れるまでは記録を目指すのは難しいでしょう。そのためワイヤーロープにはワイヤーロープの練習が必要になります。

オススメなのは前とびを長時間跳ぶ練習。早く跳ぶ必要も三重跳びをする必要もありません。ただ、ロープを回し感覚を掴むことが重要なのです。

2.折ってはいけない!!

ワイヤーロープを保管するときは、絶対に結んではいけません。また折り曲げたりして癖を付けるのもNG。なぜなら、ワイヤーは折り目がついてしまうと、二度と取れなくなってしまうからです。

癖がついたワイヤーを使うと変な回し感覚があります。またロープの不規則な癖でミスに繋がることも。なので保管するときは写真のように「ワイヤー巻き」をしましょう。こうすれば変な癖が付かず、いつでも良いコンディションで跳ぶことができます。

■6重跳び用のワイヤーロープ
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3.切り口に注意

ワイヤーはいくつもの細い金属が束になってできています。そのため切り口から細いササクレがでて、腕や足を怪我する恐れがあります。

これらを防ぐため、まず切断の時は専用のカッターを使いましょう。ニッパーなどで強引に引きちぎるとササクレが広がって危険です。またワイヤーを止めるための止め金具もあるので、切断部分につけておくとより安全でしょう。

■ワイヤーカッターの例

King TTC ワイヤーロープカッター WC-150

King TTC ワイヤーロープカッター WC-150

■ワイヤーの留め金具の例

ワイヤーロープの作り方

縄跳び競技で上位に入るためにはワイヤーロープは必須。いまや全日本大会に出場する選手の大半が使っています。ワイヤーロープは日本ロープスキッピング連盟(JRSF)で販売していますが、その気になれば自力で作ることもできます。

まずはホームセンターでワイヤーを購入しましょう。目安として「身長+55cm」もあれば十分です。その際は太さ、コーティングの有無を確認してください。

次は購入したワイヤーを既存のグリップに止めます。この時、自分は「ハトメ」「ワッシャー」「ワイヤーストッパー」の三つを使っています。

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ロープで一番怖いのは破損です。競技中に破損してしまえば目も当てられません。この三つをつなぐことで、ロープのスッポ抜けや絡まりを最小限に抑えることができます。

まとめ

ワイヤーロープは競技以外も多回旋*3の記録づくりにピッタリです。三重跳びに限らず、四重跳びや五重跳びにチャレンジする人には特にオススメ。

扱い方に慣れるまでは大変です。しかし、一度身につけてしまえばあなたの強力な武器になってくれること間違いなし。

本格的に縄跳び競技に取り組みたい人、三重跳びや四重跳びにチャレンジしたい人は、ぜひワイヤーロープに挑戦してみてください。

*1:回数を競う競技種目。30秒、3分の二種類がある

*2:制限時間無しで三重跳びが連続で何回できるかを競う種目

*3:一回のジャンプで二回以上ロープを回す技のこと

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