シルクドソレイユを目指す人は「会社員になる」という事実を忘れてはいけない

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こんにちはー。
縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

パフォーマーという職業の実態はほとんど世間に知られていません。なんとなく「人前で演技する人」「不安定」「身体が資本」みたいなイメージでしょうか。

パフォーマーにも実は「フリーランス」と「会社員」の二種類があります。日本は大多数の人がフリーランスなので、上記のようなイメージがあるのではないでしょうか。

シルクドソレイユはこの分類だと「会社員」になります。いわゆる正社員やサラリーマンと同じ境遇といって良いでしょう。

将来シルクドソレイユを目指している人は、この「会社員になる」という事実を忘れてはいけません。

1. フリーランスと会社員の違い

フリーランスと会社員の差は、他の職業と全く同じです。

フリーランスのパフォーマーは自営業。クライアントを探して営業をかけ、仕事を取ってきます。商業施設やテーマパーク、舞台公演などで出演するケースもあります。正社員のような社会保障を受けにくい点も同じですね。

一方で会社員パフォーマーは「長期契約」として特定の場所で仕事をします。シルクドソレイユでは年間契約を基本に、毎年更新をするシステム。社会保障では他の企業と同じく、有給休暇や育児休暇、アメリカの場合だと健康保険にも会社が加入してくれます。

2. マジで会社員

会社員として働けるという意味では、シルクドソレイユは非常に安定しています。病欠もできますし有休も取れます。怪我で離脱してもきちんと生活は保障してくれます。

会社に所属している間は「施設」「人材」「福利厚生」が利用できます。たとえばラヌーバだと「学習支援」として一定の補助金を貰える精度があり、仕事に直接関係ない「お料理教室」をこの補助金で習うことができるのです。

またシアター内のサーカス器具でいつでも練習ができます。ここまで設備が整ってる場所は、探すだけで大変。しかもコーチお願いすれば専門外のアクトをトレーニングして貰うコトもできるのです。

この辺も含め、他の企業の正社員と何も変わりません。

3. 会社員であるデメリット

ただ一方で、会社員であるデメリットも同じく受け入れる必要があります。

たとえば、自身の振付を変更したいとしましょう。フリーランスであれば勝手に変えればいいです。誰も文句言いません。しかし会社員の場合はそうはいかない。きちんと上司(=ディレクター)に許可をとってからでなければ、原則振付の変更はダメです。他にも演技で使う小道具・衣装・メイクも細かく指定され、どれも勝手に変更してはいけません。

これがフリーランスの長いパフォーマーには面倒くさい。

別にこのぐらい変えても…と思ってしまう。しかも変更までに時間を要することもあり、スピーディに判断を下せないケースが多い。

しかし会社員として働く以上、パフォーマーはあくまで企業側の求める仕事(=パフォーマンス)をする必要があるのです。

4. おわりに

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photo by amirjina

今回はシルクドソレイユを例に挙げましたが、今後「正社員パフォーマー」の仕事は増えると思います。クライアントとしても優れたパフォーマーを囲っておきたいですからね。安定的に公演を打てるれば、その期間の収益が最低限は保証されますし。

ただしパフォーマー側は「会社員」になるという事実を忘れてはいけません。安定を得ることは出来ます。しかし失う自由もあります。

とくに将来にシルクドソレイユを目指している人は、よーーく覚えておいてください。