ダブルダッチ初心者チームが「練習量」より大切にしたいコト

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こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

2006年、世界大会に初出場しました。もう10年も前の事になります。思っていた以上の世界との差に、愕然として帰国したのを覚えています。

この世界大会に一緒に行った「カプリオール」の屋比久さん。彼から、帰りの空港でこんな言葉を貰いました。

量で勝ってた?

By プロダブルダッチチーム「カプリオール」 屋比久さん

あれから10年たった今も、この言葉を大切にしています。本人に聞いたら覚えていなかったようですがww

ただ、ここでいう「量」って実は練習量だけじゃないんです。

1. 100時間の練習より1回の本番

練習量を増やすのは簡単です。本人の意識次第で、いくらでも練習はできます。

でも、練習ってあくまで練習でしかないんですよね。ダブルダッチや縄跳びで言えば、実際に人前で演技をしてみないと分からないことの方が多いんですよ。

なにより、人前で演技すると緊張します。緊張感を持った練習をしたとしても、本番の緊張とは種類が違う。

また仲間内で発表会をしても、そこは最高のホームです。みんな応援してくれますし、ミスが多い構成でもそれなりに盛り上がってくれるんですよ。

本番は違います。試合会場のステージは独特の空気です。初めのうちは立つだけで両足が震えます。

この緊張を乗り越えて初めて、本番で本来の演技ができるんです。これは何百時間練習しても、実際に体験しなければ永遠に分かりません。

アスリートは『試合本番』でしか本当の意味で成長できない

2. 本番で身につく「カン」

人前で演技をすると、本番のカンが身につきます。これは「自信」と言い換えることもできます。

誰でも最初は緊張しますよ。だって人が見ているんですから。自分も児童館で初めてパフォーマンスした時、緊張しすぎて前とびが出来ませんでした。

でも人間は慣れていく生き物。回数を重ねるうちに「もっと見て欲しい」という気持ちが生まれます。さらに回数を踏めば「このやり方は盛り上がる!」「この場合はあの方法が良い」というカンが身についていきます。

たとえば言語化できなくても、これらは本人達が「感覚」として身に付けた大切な財産になります。

なぜ、同じ技でも「チーム」や「人」で盛り上がりに差が出るか

3. 本番の機会を増やすには?

とはいってもダブルダッチや縄跳びの大会は限られています。単縄に至っては年に一度しか大会がない…。

でも人前で演技をする機会は工夫次第でいくらでも増やせます。サークルやOBOGが主催する大会に出場してもいいでしょう。ダブルダッチの発表機会は随分と増えましたからね。

ただこれだけだとライバル達と同じ。同世代で抜きん出るには、自力で発表の機会を増やしましょう。

11月〜3月は日本中の小学校で縄跳びが始まります。つまり演技を披露できるチャンスが広がってるんです。

地元の学童クラブ、地域センターなどでイベントに出演させてもらってもいいでしょう。気持ちさえあれば、地域の小学校に直接「パフォーマンスをさせてください!」と売り込むぐらいのガッツがあっても良い。

ここ数年でダブルダッチは急激に広がり、2000年頃からしたら信じられないぐらい発表の場が増えました。

でも先輩質から与えられる発表の機会は、他のライバルもみんなやってますよ。同じことをやって、ライバルに量で勝ることはできますか?

なぜ、同じ技でも「チーム」や「人」で盛り上がりに差が出るか

4. 量で勝ることの意味を考えたい

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photo by DannoHung

どんなことでも、量をこなす段階というのがあります。練習でも本番経験でも同じこと。

さらに言えば「演技振付」や「曲編集」なども、場数を踏んだだけ経験値が蓄積され、良い物を生み出せる確率が高くなります。

練習は必須です。でも、どこで何の量をこなすかを考える。

このタイミングを理解した人が、ライバルから抜きん出ていくのだと思います。