ブログ運営

ブログ初心者が知っておくべき、仕事に繋げる記事の書き方と基礎知識まとめ

こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

周りでブログをはじめる人が増えてきました。でも同じぐらい、ブログを辞める人もあとを絶ちません

自分はこのブログは本気で運営してます。本気で「仕事に繋げる」を意識しているのです。そのためにブログに関する記事は山ほど読みました。何冊も本を買いました。そしてプロブロガーの方が運営する有料オンラインサロンに入り、本気の人の最新情報を常に取りれています。

お陰様で合計訪問者数は「250万人」を突破し、縄跳び業界では「トップレベル」のブロガーだと自負しています。

今回は、これまで3年間の運営を経て学んだ本気でブログを仕事に繋げたい人が知っておきたい情報をまとめます。これから本気でブログを頑張りたいという人は参考にしてください。

入門編:ブログを知るにはブログを読め!

ブログを書く覚悟が決まったら、まずは先人の知恵を学びましょう。自分も毎日購読しているブログ界トップランナーを紹介します。

yossense.com
laugh-raku.com
inkyodanshi21.com
www.wakatta-blog.com

まだ東京で消耗してるの?

ブログの読み方を運営者視点にしよう

これは好みで選ばせてもらいました。成功しているブログは他にも沢山あるので、あなたがオモシロイ!と思う方のブログを思い浮かべながら読み進めてくださいね。

では、どうやって記事を読んむか。

まず「オモシロイなぁ。興味深いなぁ。」と思った記事を、もう一度深く読み直します。その時は「ネタは何か?」「ブロガー個人の考えは何か?」「誰に向けて書かれているか?」の3つを意識します。

新しいブログの場合は過去記事一覧をみます。その中から興味ある記事を片っ端から読み、上の3つに照らしあわせて分析します。

こうした「読み方のクセ」を付けておくと、ブロガーが考えてる作戦が見えてくるんです。公開されてる記事そのものが、ブロガーが練った作戦の結晶ですからね。

オモシロイなぁ…の読者視点も大切ですが、一歩踏み込んで「運営者視点」で記事を読むのも覚えておきましょう。

基礎知識:ブログに関するWEB用語

http://www.flickr.com/photos/81413866@N05/7460435904
photo by SEOPlanter

ブログはネット上でやり取りされます。運営するにあたり最低限知っておきたい基礎知識を羅列しました。本気で運営する人は意味も理解しておきましょう。

検索流入

GoogleやYahooといった「検索エンジン」からブログに来る訪問者のことです。たとえば「二重跳び」と検索すると、このブログの記事がトップに出てきます。ここクリックして読んでいる人を「検索流入」と呼びます。

SEO(検索エンジン最適化)

上記の検索流入を増やすためのテクニックのことです。たくさん検索されるキーワードで検索1位になると多くの人が検索エンジン経由でブログを訪問します。SEOの知識を持っていると、効果的に検索流入を増やすことができるのです。

バズる・炎上

記事がツイッターやフェイスブックで爆発的なシェアをされることです。一般に「ポジティブなシェア」はバズる「ネガティブなシェア」は炎上と呼ばれます。ただし「炎上商法」という超高等テクニックもあるので、「炎上=悪」とは一概にいえません。

アクセス解析

ブログにどのような人が訪問したかをチェックするツールです。Google Analyticsが一番メジャーですね。他にもブログ自体に初めから搭載されてる「カウンター」「アクセス解析」もあります。

Google Analytics – Mobile, Premium and Free Website Analytics – Google

基本編:どこに向けてブログを書くか?

http://www.flickr.com/photos/35899785@N00/2874078655
photo by ShashiBellamkonda

この記事を読んでいる方は、外部に向けてブログを書きたい!と考えていますよね?

この「外部」か「内部」かで、ブログの書き方は大きく変わります。

  • 内部→知人、友人、ファン、サークルメンバー
  • 外部→あなたを知らずに偶然発見した人

たとえば内部に向けて書くなら「日記」や「日常報告」のような記事で良いです。でも外部に向けるなら、日記はオススメしません。たとえば以下の記事を読み比べてみてください。

【内部向け記事の例】
タイトル:今年の締めはクリスマスパフォ!

こんばんはーー。みなさんクリスマスはどう過ごしましたかー?
私たちはいつもの練習の成果を発揮するべく、◯◯でパフォーマンスしてきました!
クリスマスということでカップルや家族連れがたくさん。ちょっと寒いステージだったけど、子供達の元気いっぱいなパフォーマンスで寒さも吹き飛ばしてやりました!!
◯◯くん、はじめてのパフォーマンスおめでとう!去年のお客さんが、今年はステージに立ってるなんてびっくりです。他の皆も上手になった姿を披露できて、いつもお世話になってる保護者や先生方に感謝感謝です。
私たちはの今年のパフォーマンス出演はおしまいですが、また来年も元気一杯でスタートしましょう!

よいお年をーーー

【外部向け記事の例】
タイトル:やってみたいを生み出せ!子どもの「憧れ力」の大切さ


こんばんは。◯◯です。世間はクリスマス一色ですが、みなさんはどのように過ごしましたか?
私達にとってクリスマス当日は大きな挑戦の日でした。昨年のクリスマスで演技を見てはじめた「△△さん」が、今年は演技をする側としてステージに立つのです。
ゼロからのスタートでした。何度も失敗して、時間も掛かりました。でも彼はいつも「今日じゃなくて、明日できるかも!」と諦めません。その屈託ない笑顔には「憧れ」に裏打ちされた強い信念を感じずにはいられません。彼の真っ直ぐな想いは、次第に周囲の人達に影響しはじめます。みんなの練習に取り組む目が変わりました。「憧れ」は情熱をおびた原動力になるのです。
子どもの上達に個人差はあります。でもそれ以上に「憧れ」を抱けるような環境づくりが、私達にとって大切な仕事なのかもしれません。

どちらも同じ事実を書いた記事です。でも内部向けには「報告」が、外部向けには「考えたこと」が前面に出ています。

内部の人は「あなた」だから記事を読みます。外部の人はあなたの記事を読む理由はありません。なので読んでもらう理由・価値を強く意識する必要があるのです。

実践編:ブログ記事の書き方

http://www.flickr.com/photos/23300119@N03/2890706354
photo by Maria Reyes-McDavis

ここからは実際に記事を書くときに意識したいことを説明します。日記とは全く違うやり方なので、慣れるまで量をこなしてください。

記事ネタの探し方

ブログを始めた人のほとんどは1ヶ月以内に更新を止めてしまうといいます。ここから1年続くのはホンの一握り。

これ、ネタ探しに苦労するからなんですよ。よく日常はネタの宝庫だ!なんて言いますが、本当に宝庫なら誰でもブログ更新を続けられますよね。これはちょっとしたネタ探しテクニックを使っているから日常が宝庫なんです。

普通に生活でしていて、そんなにオモシロイ題材なんてありません。そこで「些細な日常」を少しだけ深掘りするんです。

◯◯を見た/聞いた → どう感じた? → 自分の意見はxx

ここで強く意識したいのは「一般化」です。これ、◯◯にも言えるわ~~。を目指すのです。

自分の場合は「縄跳び」に関連した出来事が多いです。けど縄跳びをしてる人なんてほとんど居ません。そこで縄跳びを通じた学びを記事にする。すると縄跳びをしていない人にも届けることができるんです。

絞って書く!

http://www.flickr.com/photos/22425515@N04/2312596915
photo by P4BLoX

文章を書き始めるとアッチコッチへ脱線する人がいます。これだと読んでいる人がわかりにくい。なのでブログ記事のネタは、できるだけ絞りましょう。

上に挙げた記事の例だと「△△さんの憧れ力」に焦点を絞りました。ここから深掘りして「考えた教訓」をまとめています。

ここで△△さんの練習の様子、苦労、当日の様子まで広げてしまうと対象が広くなりすぎ。伝えたい事は鋭く短いほうが伝わります。広げ過ぎると焦点がぼやけ、結局なにが言いたいの?という記事になってしまいます。

あなたが何を考えたか?が重要

インターネットにはたくさんの情報が溢れています。その中で、わざわざ時間を掛けて記事を読んでもらうためには「独自性」が必要です。

独自性を出すのにもっとも効果的なのは「あなた自身」を出すこと。あなたが考える、感じているコトはこの世で最強のオリジナルです。独自性がないブログをわざわざ読む必要はありません。思い切って「考え」を表現してみましょう。

またアスリート、パフォーマー、マイナースポーツなど、経験者が少ない分野の人はオリジナリティが強くて有利。どうしても似た環境同士だと似た考えが増えてしまいますからね。

自分のジャンルのことなんて、誰も読む人がいないだろう…と嘆いてる人こそ、実はチャンスが多かったりします。

ちょっとしたテクニック

http://www.flickr.com/photos/44313045@N08/6240955859
photo by neetalparekh

自分は小手先のテクニックが好きじゃありません。でも上記のSEOだけは、最低限の知識は覚えておくと良いでしょう。SEOといえばこのブログがオススメ。自分もいつも購読させてもらってます。

s-supporter.hatenablog.jp

あとは意識している対策をザッとさらっておきます。

  • h2、h3タグをきちんと使う
  • タイトルにキーワードを入れる
  • 記事内キーワードの表記ブレを防ぐ*1
  • 関連記事はブログ内でリンクを貼る
  • 1500文字以上

このぐらいですかね。ただし上のブログでも言われてますが、訪問者にとって良い記事を書くことが最強のSEO対策と言われてます。Googleさん以外は本当の正解を知りませんからね。そしてGoogleさんは「質の良い記事」を検索上位にするようプログラムされてます。

ネット上にはいろーーーんな対策が出てきますが、流行り廃れに踊らされず基本だけ守って地道に記事を書くのがベストだと思ってます。

これだけは守りたいルール

http://www.flickr.com/photos/20998477@N00/7310236
photo by deepwarren

最後に、ブログを書く上でこれだけは守りたいルールを紹介します。他にも挙げればキリがありませんが「公の場に情報を出している」ことを常に考えれば防げるモノばかりです。

パクリはダメ絶対

このブログも被害に遭いました。記事の文章をまるっとコピペした見知らぬブログが登場したんです。

たしかにプロブロガーと呼ばれる人は素晴らしい文章を書きます。でもパクったところで、あなたになんの利益もありません。

むしろあなたの信用やイメージを大きく損ないます。仕事に繋げたいと考えるなら、パクリは百害あって一利なしです。

「特定個人」の扱い方

生きていれば悪口や文句を言いたくなるのが人間です。でもこれをブログ記事で書くのはご法度です。個人や団体を特定できる「固有名詞」は、どれほど腹が立っても書いてはいけません。

どうしても書きたいなら「一般化できる教訓」として昇華してから。それも個人や団体を特定できないように細心の注意を払う必要があります。それが面倒なら、潔く書くのを諦めてください。

また良いことでも固有名詞を使うのは注意が必要です。ネット上に公開したら永久に消し去ることは不可能です。とくに子どもの写真や名前など、きちんと本人や保護者の許可を取るようにしましょう。

1ヶ月は更新を続ける

http://www.flickr.com/photos/40646519@N00/2736046832
photo by Joe Shlabotnik

有名ブロガーのイケダハヤトさんがブログはスポーツと似ていると仰っています。文字を書き続ける「トレーニング」が必要なのです。

どんなスポーツでも基礎練習は必要です。だれしもフォーム・型を意識して基礎を叩き込む時期を経なければ、一定以上の上達ができません。ブログも同じこと。外部向けに書くと決めたなら、外部向けの記事をたくさん書いてください。そして1ヶ月は続けてください。

ブログは続けるのが大変と言われています。でもせっかく苦労して続けるなら、目指す方向を見定めて続けてください。努力の方向性が正しければ、報われる可能性もグンと上がります。

まとめ

このブログを始めた当初、必死にこの記事にある内容を勉強しました。

でも最初はうまくいかないんですよね。だってはじめは初心者でしたから。二重跳びの記事を本気で執筆したあたりで、やっとコツが掴めました。

緩やかながらブログが成長し続け、やっとの思いで今に至ってます。

もっと短期間で結果を出す天才的なブロガーもたくさんいます。でも確かなのは見据えるべき方向を見て地道に続ければ、着実に結果が付いてくるということ。このブログでそれを実証しました。

この3年間の軌跡が、これから本気でブログをはじめる人の参考になれば嬉しいです。

*1:二重跳び、2重とび、2重とびなどは、どれかで統一