縄跳びパフォーマーの日常

信念を持つ人物のもと「人」に集まる。香川県縄跳びイベント「なわxなわジャンプ」を視察。

こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

これまで色んな場所で縄跳びをしてきました。が、まだまだ関東圏以外は未訪問の場所が多いんですよ。

一応、シルクドソレイユに行く前は学生でしたからねぇ…。授業とか論文とかありましたので、時間的に関東圏以外は厳しかったんですよ。でも今後は、もっと全国的に縄跳びパフォーマーで訪問を狙っています。

そんな帰国一発目の初上陸は「香川県」にお邪魔してきました。

香川県の縄跳び事情

香川県を訪問したのは、このイベントを視察するためでした。

JRSF香川県支部の主催する、年に一度の縄跳びイベント「なわxなわジャンプVol.6」。今年で第6回目を迎えたイベントでした。

イベントは「競技会」と「講習会」の二部構成になってます。競技会ではいわゆる回数跳びの記録を競います。前とび30秒間とか、二重跳びとか。幼稚園生から中学生までが出場できる幅広い大会ですね。

そして講習会ではサンポート高松の広ーーいスペースを利用して、200人を越える子ども達に縄跳び講習とゲストパフォーマーの実演。これだけの人数を集めるイベントは全国的に見ても少数ですよ?


ゲストパフォーマーの岡山大学「Jumping Cats」のみなさん


ゲストパフォーマーのJanetさん

なわxなわジャンプを産んだ一人の女性

そして!!!!

なんとこのイベントは、一人の女性の強い思いから始まったんです。


※大会主催の野上さん

野上さんはご自身のお子さんが縄跳びを練習している姿を見たとき、上手に縄跳びを教えるにはどうしたら良いのだろうと考えたとのこと。

だったら一流の人を呼んで実際に教えてもらったら良いじゃないか。香川県の子どもにもその機会があったら有意義じゃないか!この気持ちと想いで「なわxなわジャンプ」を生み出されたといいます。

想いを持つ人はいますけど、ここまで実行に移す人はほとんど居ません。また、たとえ始めたとしても一回だけで終わってしまうのは大半。それを6年間も継続してるとか並大抵ではありません。

続けることの価値

アイディアを出すだけって、案外誰でもできるんですよ。理想論を語っていれば良いだけですからね。

でもいざアイディアを実現化するとなれば凄い労力が必要です。場所はどうするか、予算はどうするか。集客をどうするか、内容をどうするか、どうやって告知するか。

最初はホンの小さなアイディアだったとしても、動き出してみれば大きなプロジェクトに変容していくのです。この大変さにぶつかれるガッツがなければ、アイディアを実現化することは出来ません。

さらに大変なのは「続ける」こと。

アイディアを具現化しても、それっきりで終わる場合がほとんどです。一度やったら完全燃焼。なにより一度やっただけで心身ともにヘトヘトで、もう二度とやりたくない…と本音が溢れることも。

泣きそうなほど大変で苦しいのは十分承知している。なのに、それでも突き動かされて動く。もはやここは「信念」が無ければできません。

人はこうした強い信念を持つ人物に吸い寄せられます。だからこそ「なわxなわジャンプ」は年々規模を拡大し、これほど大きなイベントになったのでしょう。

香川県のエネルギーがスゴイ

ツイッターでも頻繁に書いていますが、今年の香川県は自分の中でブームです。激アツの場所です。コレほど色んなエネルギーが交差する場所は日本のどこを探してもありません。香川県の引き寄せる力ってなんなんですかね。

また来週も香川県にお邪魔しますが、人の持っているエネルギーがそこかしこに溢れてる感じがするんですよ。このエネルギーが人を吸い寄せ、面白い化学反応を生み出し続けてるように感じます。

また香川県で良いエネルギーを貰ってこよう!!