なわとびパフォーマーの仕事論

妬みやマイナスの感情をどうすればいい?リストラで「ドン底」の時に信じた名言

こんにちは!縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

ふとフェイスブックを見ると、友人がシルク・ドゥ・ソレイユの新作ショーで活躍している様子が流れてきました。

2017年ワールドツアーの最新作VOLTA。出演の日本人アーティストは全員知り合いです。

日本人アーティストが世界の場で活躍する、しかもそれが知ってる人ならなおさら喜ばしいこと。ただどうしても純粋に喜んでいるだけ・・・というのは難しいんですよね。

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その場所に居ることができなかった

シルク・ドゥ・ソレイユに出演していた頃から新作ショーに出演する、キャラクターに挑戦するというのは大きな目標でした。しかしショーの事情からキャラクターに挑戦することはできず、また新作ショーに移動する前にショー改変でアクトごとカットになってしまいました。

自分の力だけでは、どうすることもできなかった。

大きな会社で働く以上は組織の決定は絶対ですからね。どれだけキャラクターをしたくても、どれだけ新作ショーに参加したくても、会社が求めてくれなければチャンスは巡ってこないのです。

出演していた5年間で追いかけて敗れた「夢」。同世代が叶えているのを見せつけられたら、簡単に負の感情を拭うことは出来ません。

キラキラを傍観するだけの虚しさから脱却

帰国してからずーっと忙しくしていたのは、虚しさを振り払うためでした。

活躍する彼らを見て湧き上がる感情は「妬み」や「羨ましさ」です。なんで俺じゃダメなんだ、なんであの場所に立つことができなかったんだ。キラキラした彼らを傍観してると虚しさが募っていくんですよ。

だからこそ目の前の仕事に没頭して負の感情をエネルギーに昇華したかった。

縄跳びの仕事を作るためにパソコンの前に10時間以上張り付いたり、片っ端からできそうな営業をしてみたり、知人のツテを辿って人に会って話をしたり。新しい作品を創作して異ジャンルとコラボレーションして。

どれも、腹の底に横たわる虚しさを振り払うためだったんですよね。

無駄なことは何もない、と信じる

HONDA創業者の本田宗一郎氏は「人生には無駄なことなど何もない」と言ったそうです。目の前が虚しさで溢れているときはシンドいです。でも人生に無駄なことなど何もないと信じて進むしかないんですよ。

そりゃ虚しさに包まれて爆発しそうなこともありました。

でも1年経って思えば、

  • ブログでの出会いが広がった
  • ノマド的節約術さまとスポンサー契約を結べた
  • 名古屋に来るチャンスを得た
  • クラウンに挑戦できている
  • なわとびスクールが開催できた

虚しさと戦いながら、ときに振り払いながら進んだ道のり。いま考えれば無駄なことじゃなかったと、自らを納得させることができます。

マイナスの感情を否定する必要はない

いまでもシルク・ドゥ・ソレイユのステージに立っている人たちが羨ましいです。でも妬みや羨望といったマイナスの感情を否定するんじゃなく、エネルギーに変えていければいいと思うのです。

そりゃ、自分の力だけじゃ変えられない事実だってありますよ。

どれだけ必死になっても結果がついてこないことだってあるし、なんであいつが?と思うようなことなんて無限にあります。そのたびにマイナスの感情が湧き上がるのは自然ではないでしょうか。

マイナスの感情を否定し続ければいつか爆発します。感情が周囲の人を傷つけることになります。

でも昇華してエネルギーにできれば、前進する推進力に変えることができるんです。