祝・スクール生が全日本大会優勝!子どもが自力成長できる、敢えて教えない指導法とは何か

こんにちはー。縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

2016年12月17日18日に開催された「第12回全日本ロープスキッピング選手権大会」に、名古屋の縄跳びスクールJJRAから3名の選手が出場しました。

結果、見事全員が表彰状を獲得することができました。また個人総合での準優勝やフリースタイル種目別優勝を収めるなど、素晴らしい結果を残してくれた選手もいます。

実はあるタイミングから、この選手たちは勝手に上達を始めたんです。こちらが何も言わないでも、勝手に子ども達自身で上達していく状態に突入したんです。

勝手に練習し続けている子ども達

面白いことにこの選手たちは放っておいても3人で一緒に練習を始めるんです。何かを指示したわけじゃありません。勝手に縄跳びを取り出して、自発的に練習を始めてしまうんです。

しかも気付かないうちに新しい技を習得したり、回数の記録を伸ばしたり・・・もはやコーチ要らないんじゃね??と思わせるほどの上達を見せる様になりました。

実はこの状態、自分が意図的に生み出しました。

レッスンをするにも週に1回程度では上達もたかが知れています。しかし自発的に縄跳びを持ち出す子なら、レッスン以外の場でも自力で上達する事ができるんです。

自分はこの状態を「入ってる」と呼んでいます。

「入ってる」状態を生み出す3つの要素

ではこの「入ってる」状態を生み出すにはどうしたら良いのか。自分は大きく3つの要素を意識してレッスンをしてきました。

好き!楽しい!!を常に根底に据える

最重要なのはここですね。縄跳びって楽しい!の気持ちが薄い状態では自発的な練習をする状況は生み出せません。

この気持ちを持ってもらうのは最初の内が特に肝心で、いきなり出来ないことやツマラナイこと、はたまた的はずれな事をやってしまうと興味の方向はどこかに行ってしまいます。

子どもが興味を持っている事を中心に、どんなことが楽しい?ほら、こっちも楽しいよ!と提案をしていくんです。ただしこの時コーチ自身が楽しんでいないのはスグに見透かされます。

なによりあなた自身が楽しむこと、そして楽しんでいる姿を見せるのがポイントです。

自主練習の時間を必ず作る

よく、コーチがみっちりと練習メニューを作ってるのを見かけます。たしかに大人が考えた効率的・合理的な練習を続ければ上達の近道かもしれません。

では考えてみてください。コーチのメニューなら10の時間で10のことが習得できるとします。子供だけだと10の時間でも5か6ぐらいかもしれません。ただ

週1回の1時間のレッスンだとすれば、月にたった4時間です。全てを10でこなしても、合計で40ですよね。でも子どもが自主練をして5を積み重ねれば、1日1時間としても150になるんですよ。

だったらもっと長時間の練習をすればいい!!とお考えなら、それは考える力を削いでいく一方です。選手自身が考えなしに上達するのはリスクなのです。

自主練習とはいえはゼロからでは出来ません。普段の練習から意図的に5分〜10分と自主練習の時間を作り、どうやって一人で練習するか?に慣れさせていきます。徐々に10分、15分と自主練習が出来るようになり、気付けば何時間でも跳んでいるようになっていくのです。

「遊び方」を教える

何かを一人で続けるのは大人でもシンドいですよね。最後に子どもに伝えているのが「遊び方」です。

自分は練習と遊びがほぼ同義だと考えてます。なかでも新しい技術の習得は遊びの中が一番効率いいんですよ。なぜならこの遊び面白い!こんなやり方もできる!!と進むと、知らずに反復練習がされていきます。

練習の中で一番大変で重要なのは反復練習させること。ほら、素振りを100回とか外周を10周とか、もはやモチベーションが一定以上の人じゃないとかなりシンドいはず。

でも遊びの延長でやってる子どもには「反復させられてる」の感覚がありません。やりたい!が一番前に立って、目標のために何度も繰り返す。

この循環こそが、一人でも上達できる子どもを生み出すキーワードなのです。

教えないで寄り添う

JJRAの縄跳びスクールには、これまで培った知識や経験・ノウハウを全てつぎ込んでいます。アドバイスを求められれば、国内で誰よりも的確て正確な助言が出来るだけの準備を欠かしていません。

その上で敢えて教えない。教えないで寄り添う姿勢で子どもに接しています。教えるというのは課題を提供して引っ張ることです。近道を示し、効率的な練習を指示すれば結果や数字は素早く手に入るかもしれません。

しかし教える大人がいなくなったとき、自力で考える力も練習する力も付いていない子ども達は進む方向を見失ってしまう。

JJRAの子ども達は、もう縄のまっちゃんがあれこれ教えなくても新しい世界の扉をドンドン開いてくれます。

目標だった「名古屋の縄跳び拠点」が生まれる瞬間を、2016年で達成することができました。

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