スポーツ・運動指導

他人に物事を教える時に大切な3つのポイント。これから「教える仕事」を失う人とは?

こんにちは!

「教える」と「跳ぶ」が半々ぐらいな、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

世の中には人に教える仕事がたくさんあります。なわとびを教えるの相当ニッチですけど、勉強からスポーツ、英語にカルチャー教室まで、教えるというジャンルは多岐にわたります。

それだけコーチや先生、専門家といわれる人たちが乱立していて、日本中のどこかで誰かが教えてる時代なんですよ。

では、あなたは本当に教えることでこれからも仕事を続けられる自信がありますか?

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なぜ人が人に教える必要があるか

大前提として、いまの時代はネットで大量の情報を手に入れられます。その気になれば自力で学ぶこともできるし、Youtubeを使えば授業まで受けれるんですから。

ではなぜ人が教える必要があるのか。それは、枠組みを整える必要があるからなんです。

知識や情報はいくらでも書籍やネットで拾い集められても、枠組みをデザインするのは初学者には難しい。だからこそ先輩や先生・コーチといった指導の専門家は成り立つのです。

人に教えるときに大切な要素とは?

人に教えるときの枠組みは以下の3つの段階があります。

人に教えるときの3つのポイント

  1. 楽しみ方を伝える・
  2. モチベーションの方向を整える
  3. 環境をデザインする

楽しみ方を伝える

人は教えてもらったことはすぐに忘れます。しかし、自ら学ぼうとしたことは簡単に忘れません。だからこそ、取り組む内容が楽しい!と感じるのが重要なんですよ。

好きこそものの上手なれ。

無理に苦しみながら取り組んでも、たいして身になりません。

モチベーションの方向を整える

楽しみ方がわかってきたら、モチベーションをどこに向けるかを整理しましょう。

自分の能力向上を自己満足で楽しめる人はそのままでもいいでしょう。でも何か上達が分かる基準があったほうがモチベーションが維持できる人は多いです。

たとえば「これまで5分かかったものが、3分でできた!」とか「すぐに出来なかった操作が、無意識にできるようになった!」のように、本人だけじゃなく客観的にもわかる成長を示してあげるといいでしょう。

環境をデザインする

人は悲しいほどに環境に左右される生き物です。周囲の環境が良ければ、教えるほうも無駄な労力を割かずに勝手に成長してくれます。

たとえばライバル同士で軽い競争関係にさせたり、お互いのサポートをし合える仲間関係を構築したり。

実際の仕事内容やノウハウ、技能を教えるのはこの段階ではあまり重要ではありません。コミュニティを整えて「成長できる環境」に仕向けて行くのが、指導者に求められているのです。

ノウハウだけのコーチは廃業していく

スマホやネットで簡単に情報が手に入る世の中になりました。Youtubeで勉強すれば、誰にも教わらずにハイレベルな技術を学ぶこともできます。

本当にコーチは必要なのでしょうか。

指導者の本当の専門性とは何でしょうか。

すでに厳しいトレーニングだけを押し付けるコーチは時代遅れとなりました。

さらにこれからの時代は、ノウハウや知識ばかりの頭でっかちなコーチも、少しずつ仕事を奪われていくことでしょう。