「映画ドラえもんのび太と雲の王国」のあらすじと感想・おすすめポイント

こんにちは!

ドラえもん映画大好き、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

実家にVHSのドラえもん映画が全巻揃っているほど好きだったんですが、息子がドラえもんを見るようになり、好きが再燃。今では子どもと一緒にAmazonプライム・ビデオでひたすらドラえもん映画を見ています。

今回紹介したいのは、ドラえもん映画の中でも個人的ショッキングメッセージ性No.1な映画ドラえもんのび太と雲の王国です。

主なあらすじ

雲の上に天国があると考えたのび太は、伝記や物語を集めてきて天国を語ります。でもそんな作り話は無い!とジャイアン・スネ夫にバカにされ、ドラえもんに相談します。

でもやっぱり水蒸気の上に人は乗れない…だったらいっそ、ひみつ道具で自分達だけの雲の王国をつくっちゃおう!!というお話です。

「雲かためガス」を使って雲に乗れるようにして、雲ロボットたちに手伝ってもらい雲の王国は完成。マンガ図書館やゲームセンターなど、のび太達の夢を叶えた王国が完成します。

あるとき雲の王国が槍ヶ岳の山頂に引っかかり、そこで絶滅したはずの「グリプトドン」に乗った少年と出会います。雲の王国で手当したけど、翌朝にはいなくなっている。慌てて槍ヶ岳に戻って探しに行ったら、今度は風に流されて雲の王国が行方不明に・・・。

王国を探していると、全く違った雲の世界(天上世界)に迷い込んでしまいます。

天上人のパルパルはとても親切で優しい人。でも実は、地球環境の破壊で天上世界は滅亡の危機に晒されていました。滅亡を避けるため、地上世界を大雨で全て流してリセットするという衝撃の計画が静かに進行していたのです。

環境問題へのメッセージがすごい

環境問題をショッキングな形で扱ってるのが「雲の王国」です。ドラえもん映画の中でもスバ抜けてメッセージ性の強い作品なんですよね。

雲の上にある王国では地上人の環境破壊が深刻な問題になり、このままでは絶滅するしかない危機に晒されています。そこでやむを得ず地上の文明を大洪水で全て洗い流してしまう「ノア計画」を発動することに。地上人代表として天上国で裁かれるしずかちゃん・スネ夫・ジャイアンの3人の様子は、不気味なリアリティがあるんです。

もしこのまま地球環境が破壊されていけば、我々は自らノア計画を実行してしまうかもしれないんです。

日本でもゲリラ豪雨が増えています。急激に強い雨が振り続ける様子は、地上人である我々自身がノア計画を進めているようにすら思えます。そして天上世界の審判を受けている3人は、地上人の良心が投影されてるように思えてなりません。

責任を感じ「雲もどしガス」に飛び込むドラえもん

同じぐらいショッキングなのが、ドラえもんが天上世界を救うために「雲もどしガス」のタンクに一人で突っ込むシーン。

ノア計画を知った地上人の密猟者達は、雲の王国を乗っ取り天上世界に戦いを挑みます。天上世界をただの水蒸気に戻してしまう「雲もどしガス」を打ち込み、壊滅させるつもりだったんです。

のび太達は為す術無く捕まってしまい、その間にエネルギー庁(ソーラーパネルを並べている無人の雲)が撃ち落とされてしまいます。

「雲もどしガスを使って雲の王国を無くすしか、何万人もの天上人の命を守ることができない」

ドラえもんは即座に決断し、道具を出した責任を抱えながら「雲もどしガス」のタンクに飛び込むんです。なんど見ても怖さを覚えるシーンです。

環境問題への強烈なインパクト

ドラえもんのび太の雲の王国は、ドラえもん映画の中で「アニマル惑星」と並ぶメッセージ性が強い作品です。

個人的にはアニマル惑星よりも刺激が強く、怖さを持って伝えている印象ですね。子どもじゃなくて大人がビックリする作品なんです。

たまに見たくなるんですけど、同じぐらい「どうしようかな・・・」と薄っすらためらう。楽しいだけじゃないドラえもん映画として、絶対に外せない作品です。

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