楽しさを伝えるのは「縄跳び」で運動が嫌いになった人へ罪滅ぼし。

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こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

中学校に入ってから、自分は急激に運動が苦手になりました。

縄跳びや器械体操が得意だったので小学校までは良かったんです。でも中学に入ってからは球技一色。ボールを使うスポーツは苦手意識が強いんです。

だってクラスにはスポーツ少年団でバリバリやってる上手な子がいて、自分はなんとなくグラウンドに立ってるだけ。上手にできないモノは詰まらないですからね。パスも回ってこないし、少しずつ距離を取るようになりました。

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自分は中学校でこの構図に当てはまりました。でもこれ、小学校で苦しんでる子どもも少なくないハズです。さらいえば縄跳びが運動嫌いを助長してるケースだって多いのではと感じてます。

1. 縄跳びは運動が嫌いを助長していないか?

運動に限らず上達が実感できるモノは楽しいです。反対にいつまでやっても上達しないのはツマラナイ。大人だって同じですよね。

縄跳びは地道な練習が必要な運動です。何度も引っかかって、何度も失敗して、ときに痛い思いをして…(冬場の耳とかっ!!)

この過程で上達を実感できる子なら放っておいても上手になります。実感できない子どもはどうかといえば、練習の意味を感じなくなり急激にやる気を失って尻を叩かれてやっと続ける状態に。

この段階で子どもにとって縄跳びは楽しいモノじゃなくなります。ただ言われて続けるもの。そして「やらされてるだけ」に変わっていくのです。

2. 長縄はいじめの温床になる

長縄・大縄で苦しめられる子どもいます。長いロープの中に入るには一歩目を踏み出す勇気が必要。ところが自信のない間は躊躇し、モタついてしまうんですよ。

次第に周囲からは急かされ、気持ちは焦り、どんどん入りにくくなる。やっとの思いで入ったものの、すぐに引っかかってしまえば…考えただけでも心が苦しいです。

長縄・大縄はチームワークが必要です。ゆえに人とのコミュニケーションが活発になり情操教育に役立ちます。

ただしチームワークは諸刃の剣。一歩踏み外せば、集団いじめの温床になります。失敗しやすい人を助ける雰囲気なのか、その人を排除する雰囲気なのか。雰囲気の紙一重で子どもを深く傷つける危険性があるのです。

3. 好きじゃなくても忌嫌しないでほしい

100人中100人全員に縄跳び上手なって欲しいとは思いません。しかし運動に対してネガティブな印象を持ってほしくない。

競技力を上達させるだけがスポーツではありません。今ある技能を使って楽しむ方法だって沢山あるんです。

サッカーのチームプレーができなくても、リフティングを続ける遊び方があります。8段の跳箱がとべなくても、4段をシンクロして一緒にとぶ方法があります。

子どもの上達方向は一つじゃないんですよ。大人が決めた上達の方向に全ての子どもを当てはめようとするから無理が生じるんです。

上達の実感は成功体験から生まれます。鉄棒で逆上がりができなくても、腕支持が長時間できるのも立派な上達。こうした子どもなりの成功を認める柔軟性が求められてると思うのです。

4. おわりに

写真提供:NPO法人Dance Association Seeds
写真撮影:第二映像企画

自分は幸運でした。学校でやった縄跳びに上達の実感をもてたんです。放っておいても練習を続け、高校で本気になり、気付けばシルクドソレイユに入っていました。

もちろん二重跳びはやぶさの練習方法も知ってます。しかし自分のやった「縄跳び」に上達の実感をもてない子どもに縄跳びを押し付ける、運動嫌いキッカケにしてしまうのは申し訳ないんです。

だからこそ狭い意味での上達だけでない、楽しさを実感できる方法を伝えていきたい。これは「縄跳び」で運動嫌いになった人への罪滅ぼし、なのかもしれません。